ベンダーSEを苦しめる「睡眠障害」を解消する

程度の違いはありますが、ベンダーSEで睡眠障害に悩む人は多いと思います。

私がベンダーSEだった頃は、入社3年目から9年目ぐらいまで、睡眠障害に苦しめられました。
原因は、何となくですがあたりはついています。

①帰宅が深夜になることが多くなり、就寝時刻が不規則になった
②帰宅が遅くなったため、夕食時刻が就寝の30分~1時間前になった
③仕事で叱責されることが多くなり、ストレスが蓄積していた

また、症状は下記の通りです。

①朝起きるのが異常に辛い
②朝起きた直後から夜寝る直前まで、常に眠い
③日中に昼寝をしても、眠気はおさまらない
④起きている間は常に眠いため、何もやる気が起きない
⑤ちょっと動いただけでも、異常に疲れる
⑥食べる量が変わっていないのに、少しずつ太っていく
⑦何時間寝ようと、上記の症状は変わらない

こんな状態のため、朝起きるときに中々起きれなかったり、夜中に異常なイビキをかいて嫁に怒られたり、ボーっとしながら仕事していたので集中力が無くミスしがちだったりと、精神的にもキツい毎日でした。

また、当時は睡眠障害自体があまり認知されていなかったので、周囲はもちろんのこと、私自身もまさか睡眠障害でこんな目に遭っているとは思っていませんでした。
(単に自分がグータラなだけなのかと思っていました)

そんなこんなで、だましだましこの生活を約7年間続けていましたが、ある日テレビで睡眠障害のことが取り上げられていたことをきっかけに、事態は改善に向かいました。

まず、私のような症状は睡眠障害であり、「睡眠時無呼吸症候群」の疑いがあるということ、そして睡眠障害専門のクリニックがあるので、まずは検査を受けてみるべきということでした。

早速、ネットで自宅周辺の専門クリニックを検索してみると、結構ヒットしました。
長年住んだ町なのに、そんなクリニックがあったとは全然気が付きませんでした。
その後、ヒットしたクリニックの中から、口コミの評判を比較して、一番良さそうなところを選んで予約を入れました。

また、簡易的に改善できる方法として、口をテープで止めて寝るという方法が紹介されていました。
いびきの原因である口呼吸を防止し、強制的に鼻呼吸をさせるというもので、専用のテープも販売されています。



カットバンでも可ということでしたので、まずはカットバンで効果を試してみることにしました。
ただ、初めてやる時は、結構勇気が要ります。
このときは冬場でしたから、鼻水で鼻が詰まりっぱなしなのに、そんな状態で口を塞いで寝たらどうなるか・・・

窒息死することうけあいです。(汗)

一応、カットバン程度の粘着力なら、窒息しそうになったら睡眠中でもテープを無理やり剥がして、自然に口呼吸に切り替わるはずということなので、不安を抱えながらもカットバンを貼って寝ることにしました。

そして、翌朝。

ん?なんか、やたら寝覚めがいいような・・・
すんなり起きられた上に、全く眠くありません。
そして、その日1日はずっと目がパッチリ開いたまま、仕事ができました。

正直、こんな日はもう永久にやってこないだろうと思っていました。(号泣)
(ほんとに辛かったんです。誰にも理解されないし・・・)

これまでも、色々試してはいたんです。
ブリーズライトを貼って寝たり、横向きで寝たり、枕を低反発枕に代えてみたり。
しかし、どれも効果が出ませんでしたので、もう改善しないものと諦めていました。

それが、まさかこんなチープな方法で改善するとは。

とは言え、一応クリニックは予約しておいたので、検査も受けてみることにしました。

検査内容は、こんな感じでした。

①気道の検査 (空気の通りが良いかどうか)
②鼻の穴の検査 (空気の通りが良いかどうか)
③問診 (症状、いびきの程度など)

問診の際に言われたことは、症状を聞く限り睡眠時無呼吸症候群の可能性が高いということでした。
ただ、気道や鼻が狭いということはなく、口呼吸を防げれば症状の改善が可能だと言われました。
一応、カットバンを貼って症状が改善した旨も伝えたところ、そういう方法もOKとのことでした。

また、会計時にリストバンド式の簡易検査機器を貸与されました。
これは、自宅で3日間睡眠時に装着し、睡眠の質を計測するための機器です。

リストバンドから出ている管がいくつかありますが、その中に鼻に入れるものがあります。
これが、結構気になります。
寝返りもおちおちできないので、結局3日間ともあまり熟睡できませんでした。
(ちなみに、この3日間も口にカットバンを貼って寝ました)

そして、次の検診の日。

検査機器を返却し、測定結果を説明してもらいました。
結果としては、呼吸は止まっておらず、睡眠時無呼吸症候群の症状は出ていないということ。
また、恐らく、カットバンを貼って寝たことにより、鼻呼吸が正常に行われているのではないか、ということでした。

ということで、もし症状が出るようだったら再度検査に来ることを前提に、私の検査は終了しました。

ちなみに、症状が酷い人になると、何日か入院して検査を行うことになるそうです。
夜寝るときだけクリニックに来て、睡眠中の様子を録画したり、各種センサーで詳細な値を測定するというものです。

私の場合は、そこまでの症状ではなかったということですね。
(お金も結構かかるみたいなので、助かりました)

尚、現在でもカットバンを口に貼って寝ることを続けていますが、眠気解消以外にもう一つ良いことがありました。
それは、「ダイエット」効果です。
多分、睡眠障害時は熟睡ができなかったため、睡眠中の代謝が悪くなり太ってしまったのだと思います。
なので、睡眠障害が解消されたことにより、代謝が元に戻り、増えた分の体重が減ったのでしょう。
(特に、運動はしていません。)

兎にも角にも、私と同じような症状に苦しんでいる人は、まずは専門外来で検査を受けてみることをおススメします。
また、口にテープを貼るという方法も、改善する人としない人がいるみたいですが、一度は試してみる価値があるかと思います。


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余談ですが・・・

長年愛用してきた低反発枕ですが、決して悪くはなかったのですが、ちょっと首から肩にかけて負担がかかっている感がありました。

そこで、より睡眠の質を高めようと、オーダーメイドの枕を作ろうかなと考えるようになりました。
(ちょっと前に、「有吉くんの正直さんぽ」でやっていたのを見たのがキッカケですが。)

が、店に行く機会が無いのと、結構いいお値段がするということで、二の足を踏んでいました。

そんな時、テレビ(確かテレ東)ショッピングで、こんな枕が紹介されていました。




うたい文句は、どの人のどんな頭にもフィットし、柔らかさや高さを自分で調節できる、ということでした。

テレビショッピングなんぞで買おうと思ったことなどついぞありませんが、この枕については嫁と2人でテレビを見ていて、速攻で2つ注文しちゃいました。(笑)

で、ワクワクしながら納品の日を待ち続け、先日ついに届きました!

早速、その日の夜に寝転んでみると・・・や、やわらかい。(恍惚)
まさに、天使のような柔らかさで、どの体勢になっても、うまく頭にフィットします。
嫁と2人で歓喜の中、すやすやと眠りにつきました。

また、枕ごと洗濯機に入れて丸洗いできるなど、メンテナンスもし易いです。

他には、ニトリの低反発枕なんかもコスパが非常に高いです。



興味のある方は、是非お試しあれ。

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一括請負でのシステム開発はもう限界

「システム開発を一括請負で受託しても利益が出ない」

このことは、もう数年前から言われ続けていることですが、日本のIT業界は中々このビジネスモデルから脱却できないでいます。

転職前の会社でも、私が退職する直近の1年ぐらいは、請負プロジェクトはほぼ全滅で赤字の状態でした。
このため、他社プロジェクトへの技術者派遣という名の二重派遣・偽装請負で得られるピンハネ利益で食いつないでいました。

しかし、この技術者派遣についても、派遣先であるSIerやベンダーで請負開発が減少すれば、やがて派遣の受け入れ先に窮することになります。
さらに、9月30日施行の改正派遣法の影響をモロに受け、技術者派遣というビジネスモデルそのものを危ぶむ見方もあります。

SIerやベンダーも、当然のことながら、赤字リスクを減らしてシステム開発プロジェクトを受注したいと考えています。
この方法の1つとして、追加要望をシャットアウトしてどんな軽微な仕様変更も受けないようにする、というやり方がしばしば採られます。
納期・完成責任を負うベンダー側としては至極当然の措置なのですが、これをやると不思議なことに必ずと言っていいほどユーザーからの信頼を失います。

実際、現在社内SEとして働いている中で、上司の部長・課長が追加要望に関してベンダーと交渉する際の態度を見ても、明らかです。
軽微な追加要望であれば、元々の見積りの範囲内で対応してもらって当然という考え方が、日本の多くのユーザー企業に蔓延しているため、追加要望を一切受けないベンダーのやり方に立腹するのです。

しかし、今ではこの気持ちも分かります。
システム開発プロジェクトは、規模が大きくなるほど長期に渡る為、当初決めた要件がビジネス環境の変化により少しずつ変わってしまうのです。
実際、私が今の会社に転職してから約4ヶ月が経過しましたが、この4ヶ月間ですら営業方針や各種業務改革など、様々な業務が変化してきました。
従って、変化するビジネス環境にシステムがついていかないと、何の為にシステムを作るのか意味が無くなってしまうので、追加要望が後を断たなくなってしまうのが現状です。

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では、一体どうすれば良いか・・・

一つの解法として、日経ITProにこんな記事がありました。

「伝統的なSIはもう限界」
http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/column/15/112600270/112600001/?ST=system

この記事で紹介されている日本ビジネスシステムズでは、システム開発の上流工程から下流工程までを、全て準委任契約とする方針を打ち出しているそうです。

このやり方でユーザー企業が納得するのか?という疑問はありますが、日本ビジネスシステムズでは、一括請負の見積りではリスクバッファ分が割高になるのに比べ、準委任の方が安くつくことを説明し、納得してもらっているとのこと。

実際、私がベンダーSEだった頃も不確定要素が多い開発については、やはりバッファを上乗せして見積りを提示し、ユーザー企業もそのバッファについて納得して頂いていました。
しかし、全てを準委任契約で進められるのであれば、確かに安くなります。

また、請負では、始めに提示した開発範囲を乖離するような要望に関しては、赤字になってしまうためあまり受けられません。
逆に、準委任ならば、開発プロジェクトの途中でも追加要望に柔軟に対応できるため、ユーザー企業にとってもメリットがあります。

懸念としては、頭の固い日本企業の経営者が、このメリットを理解できるかどうかという点です。
日本企業はとにかく稟議書文化で、始めに支出費用を把握したがります。
このため、一括請負が大好きで、仕様変更と言えども当初見積もり額を超えたお金は出し渋り、ベンダー側にその責任を押し付けてきます。

これに対して、頭の柔らかい経営者は、これがいかに経営にとってマイナスなことか理解できるでしょう。
これからの時代は、経営=スピードであり、同じ成果をいかに短時間で出すかが求められます。
それはシステムについても同じで、要望を取り入れられないシステムで非効率な業務をこなしていくよりは、要望を柔軟に取り入れてもらって効率的に業務を行う方が得だと考えるべきなのです。

残念ながら私の会社は前者ですが・・・(泣)

ともかく、今後はこういった新しいシステム開発の契約形態がどんどん登場してくるでしょう。
そして、いつまでも旧態依然のビジネスモデルから抜け出せないベンダーは、次第に淘汰されていくものと思われます。

この日本ビジネスシステムズの手法についても、個人的には興味深い取り組みですので、今後の成否に注目していきたいと思います。

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SEのための謝罪のススメ

年始早々、ベッキーの不倫騒動がワイドショーを賑わせています。

事態の早期収拾を図るためか、ベッキーは報道直後に迅速に謝罪会見を開きました。
・・・と、ここまでは良かったのですが、謝罪内容に信憑性を欠き、また相手の奥さんへの謝罪が一言も無かったことから、誠意が無い謝罪だったと、かえってイメージダウンを招く結果となりました。

識者の間ではスポンサー向けの謝罪だったとも言われていますが、結局CMを打ち切られたりしていますので、スポンサー向けにも効果は薄かったということになります。

今回の場合、生々しい証拠が揃いすぎていたため、「友達です!」と言ったところで、誰も信じる人はいません。
だったら、正直に「いけないことだと承知していましたが、想いを押さえきれずに不倫関係を続けてしまいました。」「奥様には大変申し訳無いことを致しました。」などと謝罪した方が、まだ女性視聴者の共感は得られたかもしれません。

いまだに公の場に出てこないゲス川谷の至っては、論外です。
逃げ回った後、公の場に出てきたときに必ず聞かれるのは、「今まで何をしていたのか?」「なぜすぐに会見に出てこなかったのか?」といった内容だろうと思います。
が、これらの質問に対する的確な回答は存在せず、結局しどろもどろになって更なるイメージダウンを招くことになるでしょう。

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話は変わりますが・・・

謝罪の仕方は、ビジネスマンにとっても重要な能力です。
当然、ベンダーSEにとっても、トラブル発生時のユーザーへの謝罪は、必須ヒューマンスキルの1つと言えます。

私もちょくちょく単体レベルのバグや設計バグ、データパッチミスなどによるシステムトラブルを起こしていましたので、必然的にユーザーに謝罪する機会は多くありました。

その際、謝罪に行ったにも関わらず、さらに怒りを買ったケースとしては、下記のようなものがあります。

①謝罪報告が遅い
②言い訳をする
③嘘をつく
④今後の対策を考えていない


①は原因調査に時間がかかり、謝罪が後回しになったことがありました。
このような場合でも、まずは一次報告を早めにした方が良いでしょう。

②・③は保身や一言ぐらい言い返したいという気持ちからついつい出た言葉ですが、これは最も怒りを買います
ユーザーはこちらの言い訳を聞きたいわけではありません。
また、嘘は詐欺師並みに上手くつかないと、殆どの場合はバレます。
これは、謝罪の場という極度の緊張状態ですので、プライベートなどで嘘をつく際には発しないサインを無意識に出してしまうからです。

④については、ユーザーは「今後は同じトラブルが発生しない」という内容を期待しています。
このため、対策をセットで報告しないと、ただ単に謝りにきただけと思われてしまいます。

以上の内容を踏まえ、謝罪する際には以下のことを意識しましょう。

・なるだけ早く、
・非を認めて誠意をもって謝罪し、
・事実に基づく事象と原因を説明した上で、今後講じる対策を報告する。


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プロフィール

Author:たみおと
36歳にして社内SEに転職しました。
ベンダーSE・社内SEどちらの方が記事を読んでも、ご参考になる体験談をUPしていきたいと思っていますので、宜しくお願い致します。

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