WHITE ALBUM -綴られる冬の想い出- 全ルート鑑賞

先日、「WHITE ALBUM 2 -closing chapter-」を全ルート鑑賞し終えて、これ以上ない充足感に包まれた私。

ならばと、お次はアニメ「WHITE ALBUM」に手を出してみることにしました。
早速dアニメストアで検索してみると、何と2クールに及ぶ大ボリュームの全26話。
「WHITE ALBUM 2」が全13話だったにも関わらず、非常に濃密なストーリーだったことを考えると、これは期待せずにはいられません。

オープニング曲「深愛」のイントロ部分で、既に鳥肌全開。(笑)
昭和レトロな曲調と水樹奈々の歌唱力、さらには本人が作詞した切ない歌詞に終始圧倒されました。
いやホラ、水樹奈々の歌って、今までパチスロのバジリスクでしか聴いたこと無かったから。。。

そして、Suaraが歌うED曲もまた素晴らしい。(さすが)
もちろん、2クール目のOP曲「夢幻」とED曲「赤い糸」も、あまりにも良過ぎる。
「WHITE ALBUM 2」に続いて、全話OP曲とED曲を飛ばさずに聴き入っちゃいました。
良かったわ、これらの神曲を知らないまま寿命を迎えずに済んで。

さて、では肝心の中身ですが・・・

まさかの、AQUAPLUS作品とは思えないほどの駄作。
作品によっては、最後の最後に伏線回収とか大どんでん返してきな盛り上がり部分があったりもするので、途中つまらなかったとしても必ず最終話まで全部見るようにしてるんですが、最後の最後まで頭の中に「?」が浮かんだまま終了。
これ、私は一体何を見せられたの?

いえね。
ストーリーが理解できなかったっていう意味の「?」ではなく、脚本家や監督が結局何を伝えたかったのかが全然分からなかったんですよ。
演出として、心の声を文字として浮かび上がらせるようにしたり、たまに絵画チックな画風にしてみたりしてるんですが、単にそういうのをやってみたかっただけなんじゃないの?
各話のサブタイトルも、ポエムっぽい感じの糞長いタイトル付けられてますけど、「こういうのセンスいいでしょ?ね?ね?」みたいな下心が透けて見えてて、観る側のことが何も考えられてません。

アニメで良かった点は、OP曲とED曲、それと作中で流れる平野綾と水樹奈々の歌声ぐらいだったかな。
と言うより、それ以外は弥生さんぐらいしかまともに印象に残ってないし。(汗)

平野綾・水樹奈々という人気声優をダブルヒロインとして贅沢に起用しておきながら、肝心のヒロイン2人はほぼ空気。
他の女性キャラ達との浮気や、お父さんの病気シーンばかりがクローズアップされてたり。
何かこう、原作ゲームでストーリー分岐していた色んなルートを、無理やり一本のルートに詰め込んだ感じに。

馬鹿かな?

そんなもん、男性からも女性からも共感されんだろう。
その点、同じストーリー分岐が原作のCLANNADやシュタインズゲートなんかは、メインルート以外は切り捨てる形で、上手くまとめられてましたね。
脚本家と監督が違うだけで、こうも差が出るもんなのね。


冒頭の「深愛」ですが、水樹奈々が初めて紅白出場を果たした曲でもあり、実はかなり売れてたそうで。

あーあ、勿体ないことしたね。
主題歌がそこまで世間の話題になってたってのに、これでアニメの内容が素晴らしかったら、AQUAPLUSも今頃どっかの企業を買収する側だったかもしれんのに。
アニメがあまりにも酷かったからか、結局「深愛」は、作詞直前に亡くなった水樹奈々の父親に宛てた曲ってことになってるのが、また・・・

まぁ、曲のプロモーション的には、そっちの方がドラマも生まれるし、絶対売れるもんな。
「糞アニメの主題歌ですっ!」って宣伝したって、元々の水樹奈々ファンの人ぐらいしか買わんだろうし。
実際には、もちろんお父さんのことも思い描きながら作詞されたことは間違いないでしょうけど、歌詞自体は完全に恋愛の内容なので、ちゃんとWHITE ALBUM用に作詞してくれてたことは明白なのだが・・・

ただ、ネットの評判やWikipediaなんかをよくよく読んでみると、どうやらアニメは原作とキャラ設定やストーリーが全然違うらしい。
原作改変を一切するなとまでは言わんが、キャラ設定やストーリーが全然違うってなると、それはもう全然違う物語だろう。
せめて、同じレベルの改変をした攻殻機動隊みたいにアニメが面白ければ良いんだけど、脚本家や監督のセンスで原作を大幅改変した上に、それが大スベリするってのは恥さらしも良いとこ。
(そもそも、攻殻機動隊は原作マンガが全2巻しかないので、ほぼアニオリになるのは止むを得ないわけですが)

しゃーない、じゃあお口直しに原作ゲーム「WHITE ALBUM -綴られる冬の想い出-」の方も全部観てみよう。

凄い凄い、ホントに全然違う
主人公が「今日の女神はあなたです!」とか言わんし、緒方は絵を収集してないし、お父さんはそもそも出てこないし。
彰に至っては、外見・性格からして別人。(笑)

しかも、原作のストーリー方が圧倒的に面白い。
アニメみたいに、一本のストーリーの中で沢山の女性達と浮気しまくるとか、そんなアホが考えた展開なぞ当然ありません。
ただし、由綺ルート以外では、「WHITE ALBUM 2」と同様に必ず三角関係に陥り、観てる方もかなり切ない気持ちに。
「WHITE ALBUM 2」程ではないにしろ、やっぱり心理描写は秀逸ですね。
どのルートの、どのキャラの気持ちにも共感できます。
(弥生さんも途中までは怖かったけど、最後はとても切ない・・・)

原作のこの素晴らしい素材を使って、なぜアニメはあのように料理されたのかが全く理解できません。
由綺・梨奈をダブルヒロインとしているわけですから、普通に考えれば普通に由綺ルートか梨奈ルートをベースにすれば良かったんじゃないかと。
(他の女性キャラ達とは、当然浮気ナシで)

どちらかと言うと、梨奈ルートの方が波乱があってストーリーに山と谷があるので、梨奈ルートの方が良さそう。

いずれにしても、どうしてアニメがああなったのか、重ね重ね理解できません。

最近話題になった、「セクシー田中さん」問題と根っこは同じなんですかね。
脚本家とかが、他人のフンドシなのに、自分のオリジナリティをどうしてもアピールしたくて暴走しちゃうっていう。
ガンスリンガーガールの2期みたいに、原作のままやって大失敗することもあるわけですから、前述したように原作改変がダメとは思ってません。
ただ、改変するにしても、もうちょい自分のセンスを疑う謙虚さも持ち合わせていた方が良いと思いますけどね。

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プロフィール

Author:たみおと
36歳にして社内SEに転職しました。
ベンダーSE・社内SEどちらの方が記事を読んでも、ご参考になる体験談をUPしていきたいと思っていますので、宜しくお願い致します。

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