稼働強行か、それとも延期か・・・?

私が入社以来担当している新基幹システムですが、ついに来月末に稼働判定を迎えます。

実は、このシステムは、昨年同時期に一度稼働判定が行われたそうです。
しかし、残念ながら、昨年時点の機能では業務が回らないことが判明したため、稼働を1年延期して機能追加を行うことになったという、いわく付きのシステムです。

その後、6月から追加機能の要件定義が行われ、ちょうど最終レビューとなった8月に私が入社しました。

ですので、私は入社以来、
 ①一般的な業界知識の勉強
 ②当社業務の勉強
 ③現行システムの把握
 ④新システムに採用したパッケージの標準機能の理解
 ⑤新システムのカスタマイズ経緯と機能理解
 ⑥データ移行仕様の理解
などを経て、ようやく新システムを使った各部門の業務調整や運用指導などが行えるようになってきました。

とは言え、正直なところ、ルールが決まっていない運用も多々あります。
また、まだまだとても業務が回るレベルにはなく、機能が不足しています。

要するに、パッケージを採用したことが既に判断ミスだったとも言えるわけで、当社ではスクラッチ開発を採用すべきだったという結論になります。

所詮は結果論ですが、、、
各業務部門のキーマンともこの考えは一致しており、本当にこんな状態で稼働するのか、不安は募る一方です。

私のこれまでの経験でも、バグだらけで稼働を迎えるケースはよくありました。
この場合は、基本的に新システムでの業務は確立しており、ベンダーがバグを修正すればどうにかなる話です。

当社の新システムはこれと逆で、品質は良いのですが、業務が確立していないのです。

これは、情報システム部が業務調整や効果的な機能追加を検討できなかったことが大きな要因です。
というのも、私が入社するまで、情報システム部は誰も業務知識や旧システムを理解しておらず、カスタマイズ要件や移行仕様の整合性を検証することなくベンダーに丸投げしている状態だったからです。

それが原因なのか、システム部の人達は業務部門から信頼されておらず、業務部門の方々には「たみおとさんがあと1年早く入社してたら、こんなことにならなかったのに」何てことを言われたりします。

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このような状況を踏まえ、私は去年の11月頃から、幾度となく課長・部長に稼働延期を提案してきました。
しかし、一度稼働延期した経緯もあり、さすがにもう延ばせないの一点張りでした。

このため、最近は業務部門に、共闘して稼働延期の声をあげるように呼びかけを行っています。
社員レベルでは共闘体制ができつつありますが、後は部門長が重い腰をあげるかどうかに掛かっています。

さて、ここまで色々と立ち回ってきましたが、果たして私の思惑通り稼働延期となるか・・・
まさに、神のみぞ知るというところですね。

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プロフィール

Author:たみおと
36歳にして社内SEに転職しました。
ベンダーSE・社内SEどちらの方が記事を読んでも、ご参考になる体験談をUPしていきたいと思っていますので、宜しくお願い致します。

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