叱ることの大切さ

今日、出勤するときの電車に、ある親子が乗ってきました。
見た感じ、30歳前後の母親と、3~5歳ぐらいの姉弟。

乗車直後から姉弟ともに落ち着きがなく、ワイワイ騒いでいました。
これに対し、母親は「シーッ、静かに」と注意していましたが、子供達は一向に静かになりませんでした・・・

これは、電車に限らず、飛行機やファミレスなどで、よく見かける光景です。
図太い親だと、注意すらしなかったりしますし、逆にちょっと出来た親だと、注意しつつ周囲にすまなそうにしたりします。

ただ、総じて彼らに共通していることは、子供を叱らないという点です。
近年、こういう親が増えているようで、子供を甘やかすことが子育てだと勘違いしているという見方があります。

子供を叱ると、子供から嫌われてしまうのではないか、という不安感もあるのでしょう。
しかし、甘やかすだけでは、単に言葉の通じるペットでしかありません。

無人島で生活しない限り、成長するにつれて、嫌でも人間社会の一員として生きていかなくてはなりません。
なのに、人間社会で生きていくための道徳やマナーを教えないというのは、生き方を教えていないのと同じことなのです。

結局、叱ることで子供に嫌われたくないと思っている親というのは、子供の将来を考えておらず、ただ自分さえ良ければいいと考えているのではないでしょうか。

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と、ここまで偉そうなことを言ってきましたが・・・

私は子供はいませんが、こと仕事において部下を叱ることが苦手です。

前の会社ではPLでしたので、必然的に部下を叱るべき場面にはしばしば遭遇しました。
しかし、叱ることへの抵抗感から、殆ど部下を叱ることはありませんでした。

果たしてこれが彼らの為になったかと言うと、そうではないと今は思います。

それは、私自身の経験から言えることです。

私は入社3年目頃まで、システムをシステムとしてしか捉えていませんでした。
このため、使う人のことなど考えずに、やっつけ仕事で画面などの設計を行っていました。

ちょうどこの頃に私の上司だった方は非常に厳しく、私はほぼ毎日設計思想のことで叱られていました。
あの頃は何をどう直せばいいのか分からず、会社に叱られに行くような感じで、本当に辛かったのを覚えています。

ただ、叱られながらもどうすれば良いかものかともがいていたところ、少しずつユーザーの使い勝手を意識するようになり、そのために顧客業務が効率的に回るにはどうすればよいかを考えるようになりました。

結果として、SEとして将来に渡って必要となる大切な能力を1つ身に付けることができたのです。
これは、この上司に出会わなければ、かつ叱られ続けなければ、一生その必要性に気付かなかったかもしれません。
正直、叱られたときはムカつきが溜まる一方でしたが、今ではこの上司に非常に感謝しています。

こんなこともあり、子供・部下に限らず、他人を叱るということは、その人を成長させるものだと私は考えています。

特に、子供のときのしつけや叱ることは、善悪の区別をつけさせるために非常に重要なことです。
実際、「バカッター」なんて言葉が一時期流行りましたが、Twitterでバイト先の食材で遊んだり、冷蔵庫の中に入ったりした写真をアップしたことが社会問題になりました。

これは、成長過程でどこまでが冗談で済まされて、どこからが他人に迷惑を掛けてしまうかを誰からも教えられてこなかったことが原因の1つだと考えています。

子供に嫌われないように叱ることを避けて育てたところで、道徳心の薄い子供が社会的な問題を起こすと、親にまで批判の目が向けられることになります。
また、社会問題を起こすまでいかなくても、小さい頃に甘やかされた子供は大きくなるにつれて親の注意を次第に聞かなくなり、また自立も遅くなりがちなことから、余計に手が掛かるようになっていきます。

結局、親自身も、稚拙な子育ての代償をいつかは払うことになるのです。

子供が小さい頃は、親は嫌われてナンボなのではないでしょうか。

同様に、上司は部下に嫌われてナンボ・・・
とはなかなか簡単にはいかないのが、チームで行う仕事の難しいところですかね。
(叱る場所・タイミングには、細心の注意が必要ですし)


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プロフィール

Author:たみおと
36歳にして社内SEに転職しました。
ベンダーSE・社内SEどちらの方が記事を読んでも、ご参考になる体験談をUPしていきたいと思っていますので、宜しくお願い致します。

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