つべこべ言わず、まずは指示通りやってみよう

30・40歳代で転職した場合、これまでの仕事で身に付けてきた豊富な知識・ノウハウを持って、新しい職場に移ることになります。

自分なりに色々な考え方やこだわりを持ち、それぞれの仕事に対して「どうあるべきか」を追求できるぐらいの経験を持っていることでしょう。

しかし、ここで注意しなければならないのは、自分はあくまでも新人であるということ。

転職後の職場で、少しずつその職場での仕事を教えてもらう立場であり、ときには年下の同僚から仕事を教わることもあります。
そのような状況下で、教わった仕事に対して意見を言うと、「こいつは理屈っぽい」という印象を持たれてしまいます。
(「質問」ではなく、あくまで「意見」)

これが何回か繰り返されると、
 「つべこべ言わずに、とりあえずやれよ!」と思われるようになる
   ↓
 「こいつに説明するより自分でやった方が早い」
   ↓
 誰からも仕事を教えてもらえなくなる
となり、職場で浮いて孤立することになります。

私は先週から今週にかけて、この一連の現場を目の当たりにしました。



Aさんは私より2ヶ月早く入社し、独自の仕事を任せられていました。
しかし、システム部から先日一人退職してしまい、業務が回らなくなったため、Aさんに日々の業務で行う仕事を少しずつ引き継いでいくことになりました。

ところが、仕事を教えてもらう際に、
 「いや、これはもっとこうした方がいいんじゃないか」
 「そんなやり方は効率的じゃない」
などの意見を主張し、なかなか業務の引継ぎが進みませんでした。

そしてある日、教える側の人がついに爆発し、
 「そんなに言うんだったら、好きにやればいい!」
 「こっちは忙しいんだから、いつまでも構ってられない!」
と吐き捨て、自分の仕事に戻ってしまいました。

残されたAさんは、呆然とした感じで、何に対して怒っているのか分からない様子でした。




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以前UPした記事で、「転職後も謙虚さを忘れずに」というのを書きましたが、これを改めて思い知らされる出来事でした。

Aさんの主張した意見は正しかったかもしれませんが、現場で業務に追われている人が最優先で求めているのは、「口が動く人ではなく、手が動く人」です。

新卒入社の頃は、右も左も分からず、とりあえず先輩社員の指示通りに仕事をして覚えていったはずです。
しかし、転職時点までに身に付けた知識・経験がかえって邪魔をして、仕事を覚える前にまず正論を振りかざしてしまいたくなるのは、同じ転職者として気持ちは理解できます。

とは言え、色々な改善ポイントはあるにせよ、それらを取り入れることができるのは、ある程度仕事にゆとりが生まれたときです。
多忙なときに、それらをいちいち検討している余裕はありませんし、すぐに変えられるものでもありません。
それに、現在の手順でも、ある程度は問題無く業務が回ってきたのですから、そんなにムチャクチャなやり方ではないはずです。

仕事で同僚の信頼を得ていない状態では、正論だろうと発言力はほぼゼロに近いです。

まずは指示通りやってみて、ある程度信頼を得てから、少しずつ自分の意見を通していくように心掛けましょう。

あくまでも新人の頃の気持ちを忘れずに・・・

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プロフィール

Author:たみおと
36歳にして社内SEに転職しました。
ベンダーSE・社内SEどちらの方が記事を読んでも、ご参考になる体験談をUPしていきたいと思っていますので、宜しくお願い致します。

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