転職先の情報システム部の社員構成

ベンダーSEだった頃、情報システム部の方々とは、お客様として一緒に仕事をさせて頂きました。

企業規模も、売上が兆単位の企業もあれば、数十億円単位の企業もあり、情報システム部の社員構成も様々でした。
ですが、どの企業の情報システム部も、傾向としては「生え抜き」、つまり新卒入社または創業時からその会社の情報システム関連業務を担当している方が、大半を占めていました。

なので、情報システム部とは、特に創業から20年以上経過しているような企業では、外様の社員はあまり採用しないものなんだという印象を持っていました。

ところが、今私が勤めている会社の情報システム部は、創業20年ちょいであるにも関わらず、非常に珍しい社員構成です。

まず、「生え抜き」の社員が1人もいません。

つまり、全員が中途採用者で、さらに7年前入社の人が最古参です。
また、約半数はここ3年以内に入社した人で占められています。

業績の拡大や新基幹システムの構築などの必要に応じて、体制を強化してきた背景があるため、毎年1~2人ずつ採用してきたそうです。

経歴はと言うと・・・
 ・大手SIerの元コンサルタント
 ・中小企業の元社内SE
 ・ITベンダーのSE
 ・某業界の元会社社長

なんと、元社長までいるという多様ぶりです。(笑)
(ちなみに、その方は情報システム部長です。)

このため、それぞれが蓄積してきたノウハウをもとに、色々な意見が出て、勉強になることもあります。

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一方で、生え抜きが誰もいないので、以下のようなデメリットがあります。
 ・自社の業務に詳しい人がいない
 ・他部門に対する発言力が弱い
 ・他部門に対するパイプが少ない

なので、生え抜きが1人もいない情報システム部というのは、さすがにバランス的にイマイチです。

私の場合は、私より先に入社した人達がパイプ作りなどをしてくれていたので、彼らよりはお膳立てが整っている状態で入社できたかと思いますが、それでもかなり苦労しています。

このため、社内SEに転職する際は、まず情報システム部の社員構成について確認しておきましょう。
※面接時に必ず聞かれる「何かご質問はありますか?」の際に、質問すれば良いです。

その上で、どれだけお膳立てが整っている部門かを見極め、入社を検討された方が良いと思います。

修羅の道を行くなら、あえてお膳立てがロクに整っていない会社の社内SEに転職し、自分が一から発言力やパイプを築き上げていくという手もあります。
(その方が、色々な調整能力や政治力が身に付き、個人としては成長できると思います。)

ただ、社内SEは元々部門間の利害関係で板ばさみになることが多いので、楽をしたいならある程度システム部門の力が強い会社に行く方が無難です。

私も基本的に楽をしたくて社内SEに転職したのですが、見事に期待を裏切られましたので、注意して下さい。

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プロフィール

Author:たみおと
36歳にして社内SEに転職しました。
ベンダーSE・社内SEどちらの方が記事を読んでも、ご参考になる体験談をUPしていきたいと思っていますので、宜しくお願い致します。

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