自作RPA、開始1年間で500時間/月の削減達成

自作RPAを各部門に提供し始めてから、約1年が経ちました。

先月末時点でのロボット数は55本となり、今やロボットが動いているPC画面を社内で見掛けるのも、珍しいことではなくなりました。
無人のデスクの上で、PCの画面だけがグリグリ動いている・・・なんていう、不気味な光景に遭遇することもしばしば。(苦笑)

そして、先月末時点で、各部門からロボットによる業務工数の削減効果を収集したところ、なんと月間500時間に達しました。
(もちろん、今回も少なめに集計)

半年ほど前に、この記事で三菱東京UFJが2年間で年間削減工数8,000時間を達成したという話をご紹介しました。

それに対し、自作RPAは1年間でUFJの75%にあたる、年間6,000時間の削減を達成したわけです。
しかも、社員数がたった約500人程度の企業で。

ということは、UFJほどの規模でありながら2年間で8,000時間というのは、逆にRPAを上手く活用しきれていないのでは?という疑問が出てきます。
しかも、サーバ版のRPAを導入しているでしょうから、投資額もそれなりに大きいものでしょうから、尚更です。

最近だと、リクルートがRPAで年間8,500時間の削減に成功したとの記事がありましたが、これも企業規模から考えるとまだまだかな・・・

「RPAは魔法のツールじゃない」 年間8500時間を削減、リクルートはロボットに何をさせた?
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1808/20/news021.html

と思いきや、よくよく読むとRPAツールを導入したのは、約40人ほどの経理部門のみだとか。
たった40人の業務に対して、年間8,500時間削減というのは、驚異的です。

・・・と言うより、経理部門多すぎじゃね?
このぐらいの企業規模になると、数十人体制というのは普通なのかな?
うーん、会計実務をやったことが無いので、そのへんのさじ加減が分からん。。。
(ちなみに、当社の経理部門は5人)

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ところで、自作RPAの取り組みで「ロボット」としてカウントしているのは、システムの画面を自動操作する機能があるマクロだけに限定しています。
さすがに、何かのCSVデータやExcelデータを加工したり集計するだけのマクロまで「ロボット」としてカウントするのは抵抗があるので・・・

ですが、市販RPAツールを導入した場合だと、ただのデータ加工だけの処理も、RPAツールで開発すれば「ロボット」としてカウントできるのです。
つまり、一般にRPAツールの導入効果として公表されているロボット数や削減時間というのは、何の変哲もないExcelマクロ的なやつも含まれていたりする可能性があるので、注意が必要です。

ま、そうは言っても、NTTコミュニケーションズのRPA導入プロジェクトで、年間で約6万時間の削減見込というのは、もう桁違いすぎて上記のようなことはもはや誤差の範囲レベルの話です。

「NTT Com、調達部門にRPA導入--年6万時間の削減を見込む」
https://japan.zdnet.com/article/35126204/

殆どの企業が1万時間弱でドヤ顔してる中、1部門に対してのみの導入で6万時間ですか。。。

ドラゴンボールの戦闘力、七つの大罪の闘級並みに数字がインフレしています。(笑)

よくそんなに削減するものがあるなぁ・・・
よっぽど、今までムダな業務が多かったんですね。

こう考えると、RPAによる削減効果というのは、数字の公表の仕方が難しいところだと感じます。

 少なすぎ ⇒ RPAを上手く活用しきれていない
 多すぎ ⇒ 今までがあまりにもムダが多すぎた


どっちにしても、個人的にはあまり良い印象を受けないんですよね。
もちろん、当社の年間6,000時間の中にも、根本的にムダすぎる業務というのが沢山ありましたし。
なので、多すぎると、逆に自社の恥部をさらけ出しているような気にもなります。

まぁ、株主に対するアピールとしては、多すぎるぐらいの数字を言っておいた方がメリットがあるんでしょうが。。。

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プロフィール

Author:たみおと
36歳にして社内SEに転職しました。
ベンダーSE・社内SEどちらの方が記事を読んでも、ご参考になる体験談をUPしていきたいと思っていますので、宜しくお願い致します。

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