子供にいくつも習い事をさせて可能性を潰す親たちの愚

Yahooニュースを何気なく見ていたところ・・・こんな記事がありました。

<育児>働く母親が悩む「習い事圧力」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180311-00000005-mai-bus_all

習い事圧力?
どうも、友人など周りの家庭で、「うちの子にはいくつも習い事をさせている」という話を聞くと、自分の子供にも同じぐらい習い事をさせないと不安になるんだそうな。

そんなになるんだったら、もう親止めちゃえば?(呆)
まぁ、一回産んでしまったら後戻りはできないので、はい止めますと言われても困るんですが。

自分の子供を育てるのに、周りに振り回されている時点で親として失格なような。
大体、親にも子供の時代はあったはずなのに、その頃の自分に当てはめて考えられないんですかね。

大人ですら、複数の習い事を全てそつなくこなすのは大変です。
それを、集中力が散漫な幼い子供にやらせようっていうんですからねぇ。
しかも、高い月謝を払い続けて、おまけに送迎で疲れ果てて。

私だったら、周りが「いくつも習い事をさせている」という人ばかりだったとしたら、逆にチャンスだと考えます。
小さい時に色々やらせたところで、小学校高学年ぐらいになるとどれも中途半端になるのは明白です。
それならば、習い事などに手を出さず、日常的な親子の触れ合いや友達と遊ぶ時間をしっかり確保する方が、人間的な成長が望めます。
第一、他の子供と自分の子供は、個性・体格・家庭環境などあらゆる面において全然違うわけですから、同じことをやらせる理由がないですしね。

この記事の主婦は30代ということですが、恐らく30年間余りずっと、周りに合わせる・世間に合わせる・流行に合わせる、といったことをやってきたのでしょう。
そのツケが今回ってきて、「みんなが右を向いているときに一人だけ左を向く」ことができなくなっているのです。

そして、これからの時代は、習い事で覚えるような小手先の技術よりも、むしろ他人と違う考え方ができる人であったり、しっかりとした信念を持ち、それを貫き通せる人が必要とされます。

そういったことは、どんな習い事でも身に付けることはできません。

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よく、いくつも習い事をさせている親たちの言い分として、「子供の将来の可能性を潰したくない」という理由で挙げられることがあります。

これに対しては、最近話題の将棋の藤井聡太君なんかがいい例でしょう。

仮に、藤井君が幼い頃から将棋+別の習い事をやっていたとしたら、恐らく今の成功は無いと思います。
あくまでも、自ら将棋に興味を持ち、その後も将棋一筋に集中できたことが、持って生まれた才能を開花させたんでしょう。

つまり、子供の性格や興味を考慮せず、親が一方的に色々な習い事を押し付ける行為は、自分の子供の可能性を逆に奪っている行為と言えます。
サッカーにしても野球にしてもゴルフにしても、成功している人を見てみると、小さい時にいくつも習い事をしていたなんて人がいないことからも、この行為がいかに無駄なことかがよく分かります。
大体、ありとあらゆる習い事をさせているわけではなく、せいぜい3つか4つ程度に絞って習わせている時点で、その3つ・4つ以外の分野については可能性を捨てていることを認識しているはずなのに、「可能性を潰したくない」というのは随分矛盾した理屈だと思います。

ちなみに、私が小さい頃は、小学校1年生のときにスイミングスクールに入れられたのが最初の習い事でした。
水泳に興味があったから?
違います。
単純に、泳げなかったからです。
なので、海や川に遊びに行ったときに自分の身が守れるよう、親がスイミングスクールに入れたのです。
という理由のため、普通に泳げるようになった半年後には、スクール通いは終わりました。

その後、4年生になった頃、野球をやりたいと思い、スポーツ少年団に入れてもらいました。
昔は、野球はプロレスと並ぶ大人気スポーツで、TVで父が毎日見るもんだから、自然と興味を持ちました。
残念ながら野球の才能は無かったようで、6年生で引退するまで3年間頑張りましたが、走攻守まるでダメでした。
ただ、中学生から始めたハンドボールについては多少才能があったらしく、中学3年生から大学3年生の頃まで、ずっと県選抜に選ばれました。

私はこんな感じで大して習い事なんてやっていませんが、特に困ってませんよ?(笑)
むしろ、昔の方が学歴社会で塾や公文に通っている子供が多かったように思いますが、これらは受験には有利に働くものの、大人になってから役に立つものではありませんからね。

そもそも、子育てに唯一の正解などありません。
なぜなら、子供は量産品ではなく、一人一人がオーダーメイドの特注品だからです。
だって、同じ両親から生まれたきょうだいだって、成長のスピードや性格は全く違うでしょうに。

他の家庭や書籍で紹介されているたまたま成功したやり方を、自分の子供にもそのまま適用すればOKなのであれば、日本は天才ばかりになっているはずです。
結局、周りに流されて、周りや世間で良いとされている色んなものを自分の子供に押し付けることは、自分の子供のことを見ようとしておらず、自分の子供に興味を持っていない証拠です。

申し訳ないんですが、この程度の覚悟で一人の人間をこの世に誕生させたんでしょうか。

子供の人生に対して親として責任を取るつもりがあるのなら、習い事という形で子育てをプロに外注・丸投げせず、子供の成長に合わせて自分なりの育て方を試行錯誤していく必要があると思います。

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プロフィール

Author:たみおと
36歳にして社内SEに転職しました。
ベンダーSE・社内SEどちらの方が記事を読んでも、ご参考になる体験談をUPしていきたいと思っていますので、宜しくお願い致します。

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