つるセコなコスト削減策① ~ 裏紙の使用 ~

当社では期が終わりに近づくと、利益目標を達成するために会長令による支出への締め付けが行われます。
しかし、会長は「コスト」という言葉の意味を理解していない感があり、その施策は目先の出ていくお金にしか目が向いていないものばかりです。

今回から、そのうちのいくつかをご紹介しましょう。

今回は、「印刷時は裏紙を使うこと」という施策です。

外部に提出する資料は別として、社内で使用する資料については裏紙を使うことが強要されます。

裏紙を使うコスト削減策自体は、数年前に流行って結構色んな会社で行われていました。
ただ、
 ①裏紙による削減額が1枚当たり約0.5円でしかないこと
 ②裏紙にできる紙の選別に時間がかかること
 ③裏紙をプリンタにセットする時間が無駄なこと
 ④紙詰まりを起こしやすくなり、復旧に時間がかかること
   (しかも、その間は他の人も印刷ができない)
 ⑤プリンタ自体が故障しやすくなり、業者修理で1回数万円の出費を余儀なくされること

などから総合的に見て、コスト削減どころか余計にコストがかかるということが分かり、今ではあまり採用されない施策になっています。

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ところが、これを地で行くのが当社の凄いところ。
他社がもう数年前に取りやめた施策を、効果があると未だに思い込んで実行し続けているのです。

その徹底振りも唸ることばかりです。

①プリンタ用紙は総務部門で一括して購入しているが、1セット(=1000枚)ずつしか購入を認めない。
  ※つまり、在庫が無くなってからでないと、次の1セットは購入できない。
②新品の用紙が必要な場合は、各部門から総務部門に紙をもらいに行く。
  このとき、1セット単位ではもらえず、必要枚数を申告して、50枚単位でしか受け取れない。(MAX100枚)
③どの部門が何枚新品の紙を使ったかを、総務部門で管理して会長が厳しくチェックする。


もうツッコミどころ満載です。(笑)

順番に行きましょう。

まず①。
プリンタ用紙は、企業だと普通は箱買いするもんですが、まさかの包み単位で購入です。
これだとちょくちょく買わないといけないので、総務部門の購買にかかる人件費が増加してしまうのは明白です。

次に②。
止むを得ず新品の用紙が必要な場合でも、総務部門からはMAX100枚までしか一度に支給してもらえないので、すぐまた紙が無くなります。
で、また紙を取りに行くという無駄な人件費がかかっています。
しかも、取りに行けば必ず紙をくれるというわけではなく、前回紙を支給してから一定期間経過しないとダメです。
そもそも、包みで買った新品の用紙を50枚ごとに分割するという、総務部門のおバカな人件費が無視されていたりします。

最後に③。
これには多くを語る必要は無いでしょう。
このヒマ人が!他に仕事無いなら皆の仕事を手伝えや、ボケ!


かくして、裏紙施策とセットで行うことにより、確かに目先の現金として出て行くお金は削減できていることでしょう。
しかし、その分社員の残業代がかさんでいるので、給料日を迎えたときに支払うお金が増えることでしょう。

経営者なんだから、会社のコストとは何かということを、もっとちゃんと勉強しようね。(はあと)


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プロフィール

Author:たみおと
36歳にして社内SEに転職しました。
ベンダーSE・社内SEどちらの方が記事を読んでも、ご参考になる体験談をUPしていきたいと思っていますので、宜しくお願い致します。

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