押印、領収証、和暦・・・日本はいったい何周遅れているのか

部下が書類を次々に差し出しては、それにリズミカルに押印していく上司。
その光景は、さらがら餅つきのようです。

これは、先週のある日、たまたま出社当番だった私が、会社で目にした光景です。

息の合った2人の協同作業。
みるみる間に、束になっていた書類たちに印鑑が押されていきます。
一体、何のスキルに磨きをかけてんのよ。。。

呆れを通り越して、もう笑うしかありません。(苦笑)

2月にアップした記事で、ハンコを自動的に押してくれるロボットをご紹介しましたが、実際にニーズはあるってことですね。(笑)

それにしても、押印にしろ、領収証にしろ、和暦にしろ、本当に日本社会は無駄だらけです。
本来、国や役所が率先してこれらを削減し、業務効率化を推進すべきだったのですが、、、

押印は、それ自体がペーパーレス化を進める上で、最大の弊害要因です。

コロナ禍になり始めた3月以降、いくつかのシステムで年間保守契約の更新タイミングが到来しましたが、今までは、
 『見積受領 → 稟議申請 → 注文書に会社印を押印 → 注文書をスキャナでPDF化 → PDF化した注文書をメール送付』
という流れでした。

しかし、在宅勤務が主となったため、注文書関連の作業を行うためだけに出社するのがあまりにも馬鹿馬鹿しく、「そもそも注文書自体を廃止できないか」という交渉を各ベンダーと行うことにしました。
すると、どのベンダーもあっさりOK。

今まで注文書のやり取りに割いていた無駄な時間は、いったい何だったのか。(汗)
必須書類でも何でもないんやったら、最初っからこんなもんやり取りさせんなよ。。。



領収証については、原本の回収が必須なのがネック。

電子帳簿保存法?
ああ、あのみたいな法律ね。

てっきり、領収証をスキャナやカメラで電子化すれば、原本回収が不要になる法律なのかと思ってました。
原本回収が不要になるなら、
 『領収証をスマホで撮影 → 経費精算システムで申請時に写真を添付』
でお終いになり、経費精算のスピードや省力化が一気に進みます。

ところが、そうは問屋が卸さないのがこの悪法。
年1回、定期検査と呼ばれる「紙の原本と電子ファイルが一致しているかチェック」が必要で、さらにそれが終わるまで紙の原本が廃棄できません。

ということは、経費精算をWEB申請したところで、紙の領収証は後で絶対に回収しなければならず、それを1年間は廃棄することも許されません。
また、定期検査で突合を行うためには、紙の領収証と電子化された領収証を紐づけて管理しておかなくてはなりません。
(どれとどれを突合したらいいか分からなくなるので)

・・・って、あれっ?
逆に業務増えとるやん。(呆)

経費精算システムのベンダーが、「電子帳簿保存法に対応しました!」ってアピールしてきましたが、「・・・で、何がどう効率よくなるの?」って聞いたときに歯切れの悪い回答をしていましたが、そりゃそうですよね。
たぶん、彼ら自身も「何だこのクソ法」って思ってたんじゃないでしょうか。

和暦については、まぁ今更いわずもがなですね。
至るところで和暦⇔西暦変換が必要になる上、天皇の崩御や退位によって年号が変わるとさらに面倒なことに。

他にも、社内で承認を得るために、課長・部長・本部長・常務・社長・会長・監査役といった具合に、やたらめったら承認ステップが多いというのも、殆どギャグにしか思えません。
(まさかとは思うが、日本企業の中ではこれでも少ない方だったりして・・・)

J-SOXの弊害で、日本の合理化遅れは、失われた20年どころではすまなくなっているのかもしれません。

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とにかくウザいことこの上ないレジ袋の有料化

すっかり更新が途絶えてしまっており、誠に申し訳ございませんでした。

毎日「あれ書こう」「これ書こう」とネタには事欠かなかったんですが、スマホゲームの「サマナーズウォー」にすっかりドハマリしてしまいまして。。。(汗)
スマホゲームはいろいろやってきましたが、唯一『無課金でも』面白いと思えるものに出会えました。
そんなわけで、とりあえずネタだけは溜まっていっている状況なので、社会の状況などに合わせて少しずつ放出していこうと思います。

さて、ではここからが本題。
ここ1~2ヶ月ぐらいですかねぇ。
まいばすけっととかマツキヨとかで、レジ袋が有料になったのは。

今まで無料が当たり前のものだったので、有料になるとちょっと損した気分にはなっちゃいますよね。
まぁ、無料だったと言っても、それは個々の商品の価格にちょっとずつ転嫁されてたはずなので、単に「レジ袋代」として別個で請求されるようになっただけなんですが。

なので、別に有料化自体には反対ではありません。
実際、西友なんかはずっと前からレジ袋は有料でしたけど、大して違和感はありませんでしたし。

ただ、個人的に非常に腹が立っているのは、レジ袋有料化に伴うレジ業務の煩雑な運用に対してです。

まいばすけっとを例に挙げましょう。
昨日行った近所のまいばすけっとで、私の前に並んでいた客がお会計していたときの一部始終です。

①客が買い物カゴをレジ代に置く
②店員「レジ袋はご入用ですか?」
③客「お願いします」
④店員「レジ袋は有料となりますが、宜しいですか?」
⑤客「はい」
⑥店員「大きさはどうなさいますか?」
⑦客「えっと、どんなのがあるんですか?」
⑧店員「MサイズとLサイズがあります。」
⑨客「え~っと(しばし悩む)・・・じゃあMサイズでお願いします」


Mサイズのレジ袋(2円)を買うだけなのに、どんだけ多くのステップを踏まなきゃいけないのか。(苦笑)
客も戸惑ってましたが、若い女性店員のイラついた顔ったらもう。。。

ちなみに、マツキヨなんかは、さらに追加ステップがあります。

⑩店員「色はどうなさいますか?」
⑪客「え?どんな色があるんですか?」
⑫店員「白とグレーと青があります。」
⑬客「え~っと(しばし悩む)・・・じゃあ青でお願いします。」


たかが数円のやり取りに、どんだけ時間かけてんのよ。。。



これ、別に客が悪いわけでも店員が悪いわけでもありません。
レジ袋をレジでしか買えないような運用ルールにした、本部の人や経営者がアホなだけです。
言い忘れてましたが、お会計が済んだ後、その購入したレジ袋に商品が入りきらない場合は、また袋の追加購入でやり取りが発生します。

ところで、西友に関しては、特に違和感が無いと先述しました。
西友の場合は、レジに並ぶところにレジ袋が束でぶら下げられており、客側が好きなサイズを欲しい枚数分だけあらかじめ取ってから、お会計を行うシステムだからです。
要は、レジ袋も普通の商品と同じ扱いにしてるってことなので、レジですったもんだするようなことはありません。

コンビニも7月1日から有料化が開始されますが、まいばすけっとやマツキヨのような運用だとしたら、お昼の繁忙時間帯なんかはとても耐えられないでしょうね。

こんな中、すき家が7月以降もレジ袋を有料化しないことを発表しました。
今回の件で初めて知ったのですが、植物性バイオマス素材が25%以上配合されていれば、レジ袋有料義務化の対象外になるんだとか。
まぁ、飲食業だと客の回転率は重要なKPIですから、レジ袋ごときで回転率が低下するぐらいなら、無料化を継続した方がメリットがあるという判断なのでしょう。
これこそ、まさに企業努力というものですね。

スーパーとかドラッグストアにしても、同じようにすればいいのに。
レジ袋代は、商品価格にこっそり転嫁しとけばいいだけなので。
要は、レジで無意味なやり取りで無駄な時間が割かれるのを解消できませんか?という話ですので。
(= 金を取るな、と言うつもりはありません)

さて、ここまでレジ袋どうのこうのという話をしてきましたが、「そんな面倒なら、最初からマイバッグを持っていけばいいだろ」という指摘が当然出てきます。
が、マイバッグって、店員からしたらさらに迷惑なのではないかと。

マイバッグ持参の人って、なぜか当然のように店員に袋詰めさせますよね。
まぁ、店側もサービスとしてやってあげてるんでしょうが、客によってマイバッグの形状も材質も容量もさまざま。
それを、パッと一見しただけで、今回買った商品の格納する順番を判断し、正確に袋詰めするなんて、ほぼ神業だと思いませんか?
それだけでもお会計の時間が追加されているのに、客によっては袋詰めに対して色々細かい要求をしたり、袋詰め結果に対してイチャモンをつけたりする人もいます。

実際、ライフなんんかでちょくちょく見かけますが、「文句あんなら自分でやれよナス」って思います。

つまり、「レジ袋ご入用ですか?」の一連のやり取りよりも、よっぽど時間がかかるし、店員や後ろで待っている客にもストレスになることは明白。
おまけに、バッグ内に汁でもこぼれてしまったもんなら、後始末やら洗濯やらでかえって面倒事が増えてしまう結果に。。。

そうまでしてマイバッグが普及したところで、マイバッグ自体を生産するのにCO2を排出しますし、洋服と一緒で、売れ残ったり新しいデザインが登場したりしたら、余ったマイバッグは大量に廃棄されます。
また、レジ袋は家庭でゴミ袋として活用されるケースが多いので、買い物でレジ袋をもらわなくなった人たちも、例えばダイソーとかでゴミ袋用にビニール袋を別途購入するでしょうから、社会全体としてみるとビニール袋の総量は大して減らないのではないかと思われます。

コロナ禍によって、企業の非効率な業務が次々と炙り出され、一気に効率化が加速していった感があった日本企業。
なのに、レジ袋絡みの店舗オペレーションでまた非効率な業務を考えつくなんて、本当に日本企業はある意味天才ばかりなんだなと実感しました。
あ、バカボンの方の天才ね。(笑)

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ついにウチの会社でもコロナ疑いの社員が出た

それはもう、会社中大騒ぎでしたよ。(滝汗)

間接的に聞いた情報なんですが、ある部署にて、「自分はコロナなんじゃないか?」と申告してきた社員がいたんだとか。
その社員は、数日前から体調がすぐれなかったため、ここ数日は会社を休んで病院に行って検査してもらったりしてたそうです。

情報システム部とは遠く離れたシマの人とは言え、同じフロア内ですからね・・・
さすがに我々もビビりました。

その申告があった直後、すぐさま社長からその社員が所属する部に対して、「速やかに帰宅して、明日からもしばらくは全員出社せず在宅で勤務するように」と指示が出ました。

そこからは、色んな部署の色んな人が大慌て。

当然、そこの部の人たちは、急に帰宅となり、さらに翌日から在宅勤務になるので、資料やデータ類を整理したり、作業手順やら作業分担の確認などをバタバタと行うハメに。

また、総務部門は、会社全体の消毒作業に追われることに。

そして我らが情報システム部は、在宅勤務者に対して、急遽Wifiを貸し出したり、VPNソフトのインストールや設定をしたりで大忙し。

こんなことになるから、緊急事態宣言解除後もテレワークまで解除することは無かったっつーんだよ、馬鹿。

情報システム部だけは交代制でテレワークは継続されているんですが、なぜだか他の部署はみんな全員出社に戻っちゃってるんですよね、コレが。。。



一応、その騒ぎの翌日にPCR検査の結果が出て、「陰性」だったことが判明。

実は、人事部長がその社員に症状をよくよく聞いてみると、コロナの症状とは似ても似つかなかったことが、その後発覚。
なんつー人騒がせなヤツ・・・
(まぁ、検査しとくに越したことはないんだけどね)

ただ、PCR検査の結果も100%ではないので、どのみちそこの部の人たちは、当面テレワークすることになりました。

今回の一件について、ヒヤリハットとは言え、経営陣には良いクスリになったのではないでしょうか。

経営陣自体が第二波は必ず来るって言ってたのに、なんでテレワークを解除しちゃったのよ?
矛盾してるんだよ、言ってることとやってることが。
何でなにか問題が起きるまで解らないんだよ?

せっかくテレワークもある程度浸透してきてたのに、約一ヶ月間出社勤務に戻しちゃったもんだから、またみんなテレワークに慣れるところから始めきゃならないだろうが。
緊急事態宣言解除後もテレワークが当たり前の状態にしておけば、こんなときに慌てふためくことも無かったろうに。

話は多少逸れますが、私が今週出社勤務した日で、体にある異変が起きました。
昼過ぎ頃から猛烈な頭痛が発生し、顔全体の火照りと全身倦怠感に襲われました。

風邪か?と思いましたが、とりあえずその日は定時まで仕事してすぐに帰宅。
当然、仕事には全く集中できずじまい。

帰宅してから熱を測ってみましたが、完全に平熱。
ただ、しばらくしたら頭痛もかなりおさまって、楽にはなってきました。

そのことを嫁に話したところ、嫁から「もしかして、熱中症なんじゃない?」という一言が。

言われてみれば、思い当たるふしがあります。
その日は30度超えの猛暑日で、尚且つ朝出勤するときから夜帰宅するときまで、マスクをずっとつけてました。
夏はマスク着用によって熱中症リスクが高まると言われていますが、まだ6月なのに症状が出るとは・・・

いよいよもって、社員に出社させることのデメリットが大きくなってきましたね。
だって、電車内や職場内でマスクを外すわけにはいきませんから、7月以降は私以外にも熱中症の症状を訴える社員が出てくるはずです。
仮に重症化しなくても、その状態で仕事が手につくはずもありませんから、生産性がどうとかいうレベルの話ですらありません。
と言うか、コロナよりも熱中症でダウンする可能性の方が高そうな気がする。。。(汗)

ま、ここまで言っても、日本の多くの経営者は、「出社して仕事しろ」っていう考えは変えないんでしょうね。
たぶん、本当に自分の会社でコロナ陽性者が出て、職場クラスターによって1~2週間事業がストップしたときに、ようやく後悔するんじゃないでしょうか。

さて、ウチの会社は、今回の一件を受けてもやっぱり出社勤務を原則とするのか、それともテレワークに舵を切るのか。
無能社長のご判断は如何に。

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プロフィール

Author:たみおと
36歳にして社内SEに転職しました。
ベンダーSE・社内SEどちらの方が記事を読んでも、ご参考になる体験談をUPしていきたいと思っていますので、宜しくお願い致します。

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