なぜ「ダイバーシティ=優遇」になってしまうのか

国際的に見て日本は女性管理職が少ないということが、もう随分昔から指摘されています。

男は仕事、女は家を守るという男尊女卑の考え方が根強く、男女雇用機会均等法が施行された後もこの意識は簡単には変わらず、管理職になるのは男性が圧倒的に多い状態が続きました。

それがここ数年の間に、超人手不足時代の到来をきっかけとして、いわゆる「ダイバーシティ」(多様な人材の活用)の考え方が海外から日本に入ってきて、少しずつ日本企業にも浸透してきています。

ただ、せっかく海外の成功例を取り入れようとしても、すぐ目的と手段がすり替わってしまうという日本人の悪い癖が、ここでも出てしまったようです。

その実例が、今日のYahooニュースで記事になっていました。

「イオン、「とにかく女性管理職を!」の反省」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180113-00010002-newswitch-ind

何でもイオンにはダイバーシティ推進室なる部署があり、「多様な人材が活躍できなければ、企業として存続できない」という考えのもと多様な人材の登用に取り組んでおり、特に女性管理職の登用に力を入れているんだそうな。

この考え方には賛同しますし、素晴らしい取り組みだと思います。

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ただ、問題はここからです。

「2013年の株主総会で、管理職に占める女性の比率を現状の約7%から16年度は30%、20年度には50%へ引き上げる目標を示した。」
「ただ、目標発表直後は「とにかく(女性を)部長、課長に任命してしまった」(高橋丈晴執行役人事・管理担当)と振り返る。」


なぜこんな簡単なことが、結果が出るまで分からないのか。

ダイバーシティとは、多様な人材を公平に評価し、適材適所に活用していこうというのが、本来の主旨であるはず。
なのに、なぜそこで数値目標が出てくるのか。

男性だろうが女性だろうが、若手だろうがベテランだろうが、ただ単に管理能力のある人を管理職にすればいいだけなのに。
その結果、有能な女性社員が多ければ女性の管理職比率が高くなるでしょうし、逆に少なければ男性の管理職比率が高くなるでしょう。

無能な経営者が、対外的にカッコイイからと数値目標を発表したんでしょうが、そもそもその数値の持つ意味を考えたことがあるのでしょうか?

そんな数値目標を設定しちゃったら、人事部門はその目標を達成するために、能力が低い人でも「女性だから」という理由だけで管理職に昇進させるようになります。
つまり、女性優遇の人事考課になってしまうということです。

その結果、何が起こるかは明白。

①管理能力の低い上司のもとで働かされる部下のモチベーションが一気にダウン。
②ポストが埋まって有能な男性社員が昇進できなくなり、モチベーションが一気にダウン。


これが理由で退職してしまった人もいたことでしょう。

もう一度言いましょう。
なぜ日本の経営者は、この程度のことが分からない人間ばかりなのか。

「ダイバーシティが海外で流行ってるみたいだから、うちの会社も導入しようっと」ということ自体は、ちょっと引っかかるところはありますが、まぁ否定しません。
新しいものを取り入れていくのも、企業としては必要ですから。

しかし、ダイバーシティというのは、色々なアイデア・意見が出る企業風土を作るための、1つの手段でしかありません。
そして、仮に女性の声を社内で強くしたいという目的だったとしても、別に女性の管理職比率を高めなければそれが実現できないわけではありません。

なのに、イオンではダイバーシティを推進すること、もっと言うと「女性管理職の比率を上げる」「女性を優遇する」ことが目的になってしまっています。

失敗から反省して学んでいくことも大事ですよ?
大事なんですけど、皆さんいい大人なんですから、、、

さすがにこのレベルのことは事前に失敗を予測できるようになりましょうよ。

何かやろうとするときに、いちいち考えるクセをつけましょう。
目的と手段がすり替わってしまってないかって。

こんなペースでやってちゃ、日本はいつまでも遅れを取り戻せないよ。

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「はれのひ」問題に同情はするが・・・

昨年までの成人式と違って、今年は「荒れる成人」の報道が全くありませんでしたね。
(報道されないぐらい小さい出来事ならあったかもしれませんが)

私が成人式に出席した19年前ですら、全国各地で可哀そうなヤンキーたちが色々と事件を起こしたものでした。
まぁ、20歳にもなってまだヤンキーやってるというだけでも、どうかと思いますが・・・

でも、ようやく成人式も普通になったようでなによりです。
私が死ぬまでに、この問題は解消しないだろうと思ってたぐらいなので。
なぜか、新成人を称賛する人達がいたりしますが、何か勘違いしているようですね。
あくまで普通になっただけで、称賛に値するほどのことではありません。

さて、「荒れる成人」の替わりに日本全国を騒がせているのは、ご存知「はれのひ」問題
皆まで説明する必要はないでしょうから、詳細は割愛しますが・・・

被害額の報道も情報が錯綜していますが、最大で1.8億円にものぼるのだとか。
成人式のたった1日分なのに、すさまじい売上ですね。

学生の身分で何十万も融通がきくはずもなく、親が娘のためにローンを組んでまで代金を支払っていたケースも少なくないようです。
このため、実際には成人式でお目当ての振袖を着られなかったのに、多額の返済のみが残ってしまった親子にも同情が集まっています。
支援の輪も広がり、自治体によっては成人式のやり直しを検討しているところもあるそうですね。

ただ、影響は成人式のみで終わらず、、、
どうやら、卒業式に着る振袖や羽織袴をはれのひに注文していた人がいるらしく、大急ぎで替わりの業者を探すハメになっているそうです。

「振袖「はれのひ」問題 卒業式にも影響」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180114-00010000-bfj-soci

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明らかに詐欺なので、個人的にも同情はするのですが・・・

そもそも、成人式とか卒業式で、振袖とか羽織袴って必要ですか?

成人式で振袖を着るようになったのは、どうやらバブル期ぐらいからなんだとか。
いわば、お金が有り余ってた時代なんですよね。
うちの実家はなぜか貧乏でしたけど。(汗)

そんなときにやってたことを、ド不景気の現代まで続ける必要があるのでしょうか?
しかも親にローン組んでもらってまで。

冷静に考えてみて下さい。
たった1日・2日着るためだけに、数十万払うんですよ?


結婚披露宴ならある程度理解できます。
元々がそういう目的のイベントだし、ある程度ご祝儀で回収できますからね。

と言いつつ、私達夫婦は結婚式はやっていませんし、披露宴も親族だけのこじんまりとした会食で済ませました。
新たな門出でこれからお金がどんどん必要なのに、たった1日のために大金を使うのはムダだと思いましたし、親にお金を出してもらうなどもっての外。
親だって自身の老後のために貯蓄が必要なはずですから、こんなことにお金を使ってもらうような余裕などありません。

成人式・卒業式はファッションショーではありません。
派手に着飾る必要性はゼロなのに、1日見栄を張るためだけに数十万を使おうと思える金銭感覚が、私には分かりません。

もういっそのこと、男女ともにスーツでいいんじゃないですか?
出席者はスーツ着用以外認めませんっていうことにしてしまえば、変に見栄を張りあう必要も無くなるでしょう。

私も成人式・卒業式・披露宴全てで紳士服はるやまのクソ安いスーツでしたけど、何の支障もありませんでしたよ?(笑)

まぁ、スーツにしたらスーツにしたで、きっと派手目のスーツを着てくる人とかがいて見栄の張りあいが始まり、結局は少しずつこれもエスカレートしていくんでしょうねぇ・・・

これから日本人はどんどん貧乏になっていく時代になっていくんですから、騙される・騙されない以前に、バブルと同じようなお金の使い方はもうそろそろ止めた方がいいと思うんですが。。。

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監査法人のことが大嫌いなのは私だけでしょうか

上場企業ともなると、制度上あらゆる面で監査法人によるお墨付きをもらう必要があります。

①会計監査
②IT監査
③J-SOX監査
など・・・

IT監査に関しては、ベンダーSEだった頃にも監査を受けたことがありました。
あんまり詳しくは覚えていませんが、何やら上から目線的なことを指摘されたような気がします。

そして、
うるせーよ、チンカスどもが。
そんなに言うなら、お前らが開発してみろ。

っという類のことを思った記憶があります。
まぁそんなこともあって、結果論から偉そうに指摘だけしやがる監査法人という存在が、昔から今に至るまで大嫌いなのです。

さて、社内SEに転職後の当社においても、四半期末になる度に彼らが監査しに来るわけですが、毎回思います。

ぶっちゃけ、監査法人って必要?

毎度毎度、提出用に大量のデータを色んなシステムから出力したり、あるいは大量のエビデンスを紙で印刷したり、そららに担当者と上長のハンコを押したり・・・
業績になんら関係の無い不毛な作業をやらされるのが、アホくさくてしょうがありません。

まぁ、百歩譲ってデータで提出するのは我慢しましょう。

問題は紙の方です。
2018年にもなって、なぜ未だにエビデンスが紙じゃなきゃいけないのか。

監査法人が言うには、「電子データだと改ざんできてしまい、証拠にならないから」「上長がチェックした証拠として、押印が必要だから」とのこと。

あーそーなの、へー。
紙って、いつからそんなに万能になったんだっけ?

紙だと改ざんできない?
印刷元データを改ざんして印刷してしまえば回避可能ですけど。

押印が重要?
ハンコなんて、ダイソーでシャチハタ印をいくらでも売ってますけど。

提出元がいくらでも改ざん可能なものを一生懸命検証して、それで一体何が保証できるのでしょうか。

事実、あらた監査法人は東芝の不正会計を長年見抜けなかったわけですからね。

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勘違いしないで頂きたいのは、内部統制自体は不要だとは思っていません。
内部統制を徹底することにより、完全ではないまでも、社員の不正をある程度抑止することができます。

あくまで私が要らないと思っているのは、監査法人という存在と日本の印鑑文化です。

どうせ不正を見抜けないなら、高い金を払って監査法人に監査してもらう必要はありません。
内部監査と同レベルだからです。

そして、印鑑を押さなければならないが為に、大量に印刷することが要求される紙媒体のエビデンス。
他人の印鑑なんていくらでも調達可能なのに、印鑑を押してあるからって、それが何になるんでしょうか。
会社のキャビネットは、この無意味な紙エビデンスが綴じられた大量のキングファイルで埋め尽くされています。
また、去年日本の自動車メーカーで発覚した無資格者による「完成検査」問題も、印鑑の使い回しにより何十年も不正が発覚しなかったことからも、いかに押印が無意味なことかが分かります。

外部監査なんて、しょせんは格付け会社と同じです。
監査法人にお墨付きをもらっているからと言っても、その企業が正しく内部統制が機能しているとは限りませんし、不正会計を行っていないとも限りません。

日本企業は欧米に死ぬほど差を付けられているんですから、外部監査なんていう茶番劇は、もういいかげん止めましょうよ。

ちなみに、今期は基幹システムにIT監査が入ることになり、基幹システムから色々なデータを出力させられました。
さらに、監査法人の担当者から「データベースのテーブル定義書も提出してほしい」という信じがたいお言葉を頂きました

パッケージだっつってんだろ、ナス。

スクラッチ開発じゃないんだから、テーブル定義書なんていうベンダーのノウハウが詰まったドキュメントを納品してもらえるわけないだろう。
なので、「テーブル定義書なんか無いし、データベースの中も見れません。パッケージなんだから、そんなこと当たり前でしょう。」って言ってやりました。

ま、正直なことを言うと、当社の場合は勝手にテーブル構造を解析して、BIツールからデータを抽出したりしてるんですけどね。
あまつさえ、データパッチすらやっちゃってますが、このことは墓まで持っていくことにします。(笑)


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プロフィール

Author:たみおと
36歳にして社内SEに転職しました。
ベンダーSE・社内SEどちらの方が記事を読んでも、ご参考になる体験談をUPしていきたいと思っていますので、宜しくお願い致します。

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