間違っても社内SEで出世を夢見てはいけない

いつも愛読している日経ITProの「木村岳史の極言暴論!」。

ここんとこ、IT業界の多重下請構造に焦点をあてた記事が多かったのですが、今日公開された記事では久々に社内SEにスポットがあたりました。

さて、その内容は・・・

「経営層はIT部門に期待ゼロ、三流部署から逃げ出すべし」
http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/column/14/463805/072700149/?itp_pickup&rt=nocnt

余計なお世話だこの野郎。

と言うのは冗談で、現役社内SEの私から見て、当たらずとも遠からずといった内容でした。

何でも、システム部門の人は、成果を出してもせいぜい執行役員までの出世が関の山で、常務や専務になるのは夢のまた夢なんだとか。

何を今さら。

そんなことは周知の事実・・・かと思いますが、敢えてこんな内容が取り上げられたということは、世間にはそう思っていない人が少なからずいるということなんでしょう。

実際、記事の冒頭で登場する某大企業のシステム部門員は、「ITの重要性が高まっているのに、なぜCIOは“偉く”ならないんでしょうね」などとボヤいていたらしい。

脳内にお花畑でも咲いてるんでしょうか。

システム部門に限らず、コスト部門は利益部門に比べて評価されにくいことは、どの企業にも共通して言えることです。
なので、通常の企業であれば営業マンが出世頭になりますし、ITベンダーならSEやプロマネが出世頭になるわけです。

一方、コスト部門は、どれだけ頑張っても部長または本部長止まり
オマケして執行役員という肩書が付加されることもありますが、役員になれる人は余程奇特な企業でない限りあり得ません。


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なぜこんなことになっているのか。
理由は簡単。
利益部門の人は、成果が数字として簡単に評価できるから。

つまり、営業マンやベンダーSEは頑張れば頑張った分が会社の売上高に直結するため、経営者としては高評価をつけたくなります。
経営者自身に営業経験がある人が多いという点も、これに拍車をかけています。

一方、コスト部門は、生産性向上やシステム化によりコスト削減につながる取り組みはできますが、それが利益にどれだけ影響を与えたかが経営者から見て分かりにくいため、高評価になりにくいのです。

経営者は所詮、経理部門や総務部門など事務系部門の人たちの業務など、殆ど理解も把握もしていません。
システム部門など、その最たるものです。
なので、経営者自身に知識・ノウハウが無いので、コスト部門の人たちの活動を正確・公平に評価できないのです。

では、経営者がコスト部門のことをもっと勉強すべきではないのか、という話もあります。
しかし、それも期待薄です。

なぜなら、経営者はコスト部門のことなど、その程度にしか見ていないから。

事務作業など、誰でもできる仕事だという認識が根底にあります。
システム部門の仕事も、できて当たり前だと思っているのです。

こんな認識のもと、どれだけコスト部門の人たちが前向きに仕事に取り組み、経営者にアピールしようとしたところで、営業マンの華やかな成果の前には消しズミも同然です。

そんな環境ですので、システム部門が出世を望むなど、お門違いもいいところ。
前述のボヤいていたシステム部門の人についても、自分の仕事に誇りを持っているのは結構なことなんですが、期待しても報われる可能性はほぼゼロなので、かえってモチベーションを失わないかが心配です。

当ブログでも何度かシステム部門への風当たりの強さを、社内SEの現実として書いてきました。

改めて、本記事でも注意喚起をしておきます。

<これから社内SEに転職しようとしている人へ>

絶対に出世目的で社内SEに転職しないで下さい。
もちろん、システム部の課長や部長になりたい、という程度ならOKですが、その上は望むだけムダです。
むしろ、出世以外にやりがいを見出すようにして下さい。

<現在社内SEで出世願望がある人へ>

どんなに頑張っても、社内SEである限り徒労に終わります。
SEとして出世したいなら、ベンダーへの転職を検討して下さい。



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同い年の人が取締役に出世した話

当社の営業本部長さんが、今期より取締役に昇格しました。

この方、なんと私と同い年です。(苦笑)

創業時から当社を営業マンとして支えてきた人なんですが、功績が認められてトントン拍子にここまで出世してきたっぽいです。
まさにサラリーマンのお手本のようです。

年収は当社の給与体系からいくと、恐らく1000万円~1100万円ぐらいだと思われます。
私のおよそ倍ですね。

ちなみに、倍なのは年収だけではありません。

プレッシャーも倍。
労働時間も倍、は言い過ぎですが、1.5倍ぐらいか。


十分、年収に見合うだけのものを犠牲にしているかと思います。

プレッシャーは、元々あった会長・社長からのプレッシャーに加え、株主から課せられる売上・利益目標の必達に関するものですね。
私が入社した当時は、大口の取引先を確保していたため、営業本部全体としては目標は達成できていました。
しかし、その取引先との取引が縮小されて以来、目標は未達の状態が続いています。

先日開催された株主総会に私は手伝いで駆り出されたのですが、株主から経営陣への糾弾は酷いものでした。
だって、売上・利益目標が未達で、株価が3割ぐらい下がりましたから。(汗)
大損させられた株主からすれば、当然の追求なわけです。
そのやり取りを見ていて、経営陣は経営陣で、株主からのプレッシャーに常に追い立てられているんだなと、少し同情したものでした。

次に、労働時間です。

『「出世=幸せ」とは言い切れない時代』で取り上げた営業部長さんの場合は、
 ・平日は平均して朝6時半~23時ぐらい
 ・土曜日はデフォで出勤
 ・休日もゴルフが入ることがある

という感じでした。

で、今回取り上げた営業本部長さんの場合は、こんな具合です。
 ・平日は平均して朝7時~23時ぐらい
 ・土曜日はデフォで出勤
 ・休日もゴルフが入ることがある
 ・全国の支店に頻繁に日帰り出張が入る。


死ぬんじゃないだろうか?この人達・・・(汗)

これだけ働いても全然時間が足りないのか、職場内の移動は早歩きがデフォルトです。(笑)
(まぁ、これは会長・社長も同じですけどね)


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ここまで、取締役に出世した営業本部長さんの内情をご紹介してきました。
もしかすると、当の本人は全く苦にしていないかもしれませんけどね。

ただ、私を含めて、少なくとも社員の皆さんから見ると、、、

・常に何かに追い立てられているような悲壮感漂う顔
・たまに出る笑顔も営業スマイルで、目が笑ってない
・余裕の無さからか、常にギラギラした目つき
部下にキレることもしばしば。

そんなこともあり、特に女性社員からは常に避けられ、陰口を叩かれる始末。
中には、ウザいから顔も見たくないとこぼす人もいたりします。

年収が高い上にスラっとした長身で顔立ちも良い。

これだけの好条件が揃っていても、女性に敵視されるケースもあるんですね。
いやまぁ、本部長さんは結婚してますから、嫌われてるのは職場内の女性にだけなんでしょうけども。

ちなみに、営業部長さんの方も私と同い年なんですが、先月ご結婚されました。
お相手は社長の奥さんの紹介です。

断れねぇ、断れねぇ。(恐)

結婚相手まで、会社に縛られる人生って。。。
そもそも、この営業部長さんって、殆どプライベートの時間無いのに、結婚してしまって家庭は大丈夫なんでしょうか。

年収がいくらあっても使う時間が無いんじゃ、あまり意味がないような・・・
まぁ、老後のために貯蓄しておくっていう意味では、老後は安心でしょうけど。

彼らを見れば見るほど、『出世=幸せ』っていうものに疑問が湧いてくるんですよね。

何を「幸せ」かと思うかは人それぞれなので一概には言えませんが、少なくとも私は「穏やかな暮らし=幸せ」だと思ってます。

なので、現世ではやっぱり出世はしなくてもいいや。(笑)



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東京から高知へUターン?寝言は寝て言え!

今回の内容は、多分に高知県をディスる内容が含まれています。
もちろん、故郷である高知の行く末を案じてのことではありますが、高知を心底愛している方は読まない方がいいかもしれません。



私は生まれも育ちも高知県です。

生まれ故郷の大学で大学院まで修了して、就職を機に東京に出てきたのが今から14年程前-
私が就職活動をしていた頃、基本的には地元高知には残らず、東京で就職したいと考えていました。

だって、高知には仕事無いから。

IT系の仕事もあるにはありましたが、採用人数も少なく給料も安い。
そもそも、わざわざ大学院まで行っておきながら、あえて高知に留まる理由などありません。

まぁでも、高知出身の同期の中にも高知や四国内での就職にこだわる人は多かったので、私のような人間の方が珍しかった時代でした。
ちなみに、彼らの就職先は、
 ・パチンコ屋
 ・車屋
 ・テレビ局

 ・零細ソフトハウス
 ・ITベンチャー
といった具合。

わざわざ情報系の大学院を出なくてもっていう就職先が含まれている気がしますが、そこはご愛敬。

ITベンチャーも聞こえは良いですが、事業内容は高知県内の企業や官公庁向けのホームページ作成代行だったような。
ベンチャーでありながら、イマイチ伸びしろがあるようには思えませんでした。
※実際、現在でも企業規模はほぼ横ばい。
  でも高知で14年も経営して、潰れてないだけでも凄いことです。

ルイ・ヴィトン・ジャパンの元社長が高知出身だったこともあり、町おこしに一役買う形でヴィトンの直営店なんかも数年前に出来て一時話題になりました。
が、期待した県外からの買い物客も、来てくれたのは最初の方だけ。
さらに、全国でも屈指の貧乏県である高知県人が、そんな高級店に足しげく通えるわけもありません。

大方の予想通り、半年持たずして閑古鳥が鳴き始め、私が帰省で前を通りがかったときも客はゼロでした。
(わざわざ警備員も配置されてましたが、それがまた痛々しい・・・)

敢えてもう一度言います。あなたは想像できますか?
閑古鳥が鳴いているヴィトンの直営店を。(泣)

町おこしとは言えさすがに我慢しきれなくなったのか、現在は撤退済です。(苦笑)
一体何しに来たのよ・・・

私は高知育ちでありながら、高知県人の気質が嫌いです。
もちろん、全員ではありません。あくまで全体的に、です。
田舎特有の過干渉、近所同士の噂話、傷の舐めあい、低い上昇志向・・・

これに加え、高知ではとにかく「坂本龍馬」ゴリ押し一択。(汗)

高知空港が「高知龍馬空港」に改名されたときは、素で泣きそうになりました。
乗り場が2つしかない、しょっぼい寂れた空港なのに、なぜ龍馬?
まぁ、これは一部の糞みたいな老人たちが「高知龍馬空港を実現する会」とかいうのを結成して、実現したらしいですが。

ぶっちゃけ、県外の人って、そんなに龍馬に興味持ってる人いないよ?

歴史上の偉人をここまでゴリ押ししているのは、全国でも高知だけ。
それはつまり、他に何も無い県だということを、自白しているに等しいんですけどね。

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あとは、金無いくせにやたらと見栄っ張りなところも嫌いです。
その最たるものが、分不相応な車や家を買わないといけないという風潮です。

持ち家を持たないと一人前の男じゃない、どこに行くにも遠いから車が必須。
おまけに、安いやつだと近所や親せき・友達に馬鹿にされるから、思い切り背伸びしたものを買う。。。

結果、ローンや維持費・燃料代で苦しめられて、子供の教育にかけられる金が無くなるという、なぜ家庭を持ったのかよくわからない現象がよく見られます。

見栄なんて、生きていく上で1ミリも役に立たない感情ですよ?(呆)
ま、これはSNSで無理してリア充アピールする人にも言えることですが。

これらのことに比べれば、高知県人は酒好きばかりで朝から酒飲んでる輩ばっかりっていう点は、まだ許容できるかなと。(笑)

一応、1・2年に1回ぐらいは帰省しますが、年々荒廃している感があります。

当然ですよね。
高知県人の気質に加え、地理的に高知県は圧倒的に不利です。

四国の他3県は、一応本州や九州から直通ルートがありますが、高知の場合は広大な四国山地の影響で、まさに陸の孤島状態。
物流の際は必ず山越えを強いられる上、2005年にフェリーが廃止になったため海路でも侵入できません。

陸の孤島って言うよりは、天然の要塞の方が適切かな。(笑)

本当に、四国の中では一番頑張らないといけないはずなのに。。。

私がたまに帰省したりなんかすると、親せきから「東京によく何年もいられるな。あんなとこ、人が住むようなところじゃないだろ。(笑)」なんてことを言われたりします。

ん?あなた、東京に住んだこと無いよね?
何情報なのかな?

ちなみに、私が14年間東京に住んでみた印象はコレ。

・年収、仕事多し。
・見栄張らなくていいから家不要。
・交通機関が充実してるから車不要。
・近所付き合い不要。
・酒付き合い少。(無くはないが)
・競争が激しいから物価安。
・どこに旅行行くにも便利。
・意外と緑多し。
・コンビニもスーパーも徒歩圏内。しかも沢山ある。
・遊ぶとこ多し。しかも近い。
・幹線道路や駅周辺を除けば、住宅街は結構静か。
・暴走族、もとい珍走団もいないので静か。


少なくとも、高知よりは遥かに住みやすいよ?ん?

東京に就職してから、故郷の転職斡旋業者から、毎年のように「Uターンしませんか?」みたいな案内が来ます。
ふーん、どれどれ。
IT企業ではどんな求人があるのかな?

どこも年収200万円~350万円ばかり。(泣)
※さっき検索してみた情報。

住みにくい上に掃き溜めだらけの県に、この年収でUターンしろって?

馬鹿も休み休みおっしゃって下さい。

そう言えば、東京に来てから高知出身の人って、殆ど出会ってないような。。。
前の会社にいたとき、新入社員として2人ほど同じ出身大学から入社してきましたが、2年持たずしてUターンで都落ち。
そんなにあのイオンしか無い県が恋しいのかねぇ。。。


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プロフィール

Author:たみおと
36歳にして社内SEに転職しました。
ベンダーSE・社内SEどちらの方が記事を読んでも、ご参考になる体験談をUPしていきたいと思っていますので、宜しくお願い致します。

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