シャドーITで何が悪い

1・2年ほど前から、「シャドーIT」という言葉が有識者から囁かれるようになりました。

ご存知の方も多いかと思いますが、「シャドーIT」とは情報システム部門があずかり知らないところで業務部門が勝手に導入したパッケージやクラウドサービスなどを指します。

なので、有識者が懸念しているのは、
 ①統一された思想のもとでシステム導入されていないため、システム同士の一貫性が無い
 ②システム部門が把握していないため、セキュリティが確保されていない恐れがある
などの点があるようです。

で、最終的に話の持って行きどころとしてはこうです。

「システム部門がしっかりしていないから、業務部門が直接ベンダーとやり取りするようになっているんだ。業務部門は皆、システム部門はもはや不要だと考えている。」

何と言うか、システム部門ってそんなに叩き甲斐があるんですかね?(汗)

ここからは、僭越ながら社内SEである私の意見をば。

確かに、「シャドーIT」は当社でも存在します。
特に当社の場合、創業20年経っているにも関わらずシステム部門が組織されたのが5年ほど前ですから。
それまでのシステム導入は、当然各部門が思い思いにやってたわけです。

一応、システム部門ができてからそれらのシステムについての情報、つまり、
 ・どんなシステムか
 ・どの部門で使っているか
 ・いつ導入したか
 ・サーバはどこにあるか
 ・個人情報を扱うシステムか
等をヒアリングし、把握に努めてきました。

が、システムを導入に携わっていた社員が退職していることも多く、導入の経緯といったことは把握できず仕舞いです。
また、システム部門の社員は誰も導入に携わっていませんから、システムの仕様や使い方も、細かくは分かりません。

なので、これらのシステムは割り切って、そのまま業務部門で管理してもらうことにしています。
こうすることで、システム部門は、他システムとのデータ連携の必要性が生じたときに変換ツールを開発したり、サーバをデータセンターに移すなどしてセキュリティを確保することに専念できるわけです。

このことに対して、特に業務部門から異論も出ていませんし、当然システム部門が不要になるわけもありません。

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以上のケースは、システム部門組織前に導入されたシステムへの対応です。
では、システム部門組織後に業務部門で導入したシステムについてはどうか。

ここ1年ぐらいの間に、営業本部の一部門として、営業マンのためにシステムを導入する専門の部門が組織されました。
「システム部門の仕事を取られた!」なんてことは微塵も感じません。
むしろ、厄介な仕事を引き受けてくれて、助かったとすら思っています。(笑)

だって、営業マン向けのシステムって、会長・社長から「早く導入しろ!」「まだできないのか!」の嵐ですから。

あの人たちは、何か思いついてからそれこそ1~2週間ぐらいでシステムが稼働できると信じているようで、システム部もしばしば被害を受けてきました。
新部門は専門部門とは言え、SEあがりの社員は誰もいない体制です。(営業マンばかりなので)
ちょくちょくシステム部にも相談に来ますが、「システム部の皆さんの辛さが身に染みて分かりました・・・」とグチをよくこぼしています。

若干話がそれましたが、彼らが導入したシステムについては、システム部としては下記の立場を取っています。

 ①クラウドサービスを使用する際には、一切関与しない
 ②パッケージを採用する際には、仕様には一切関与しない。
   ただし、サーバ設置についてのみ、システム部が主導して行う。
   (セキュリティ確保のため)


ナイスな切り分け。


以上のことを総合すると、「シャドーIT?だからどうした」ってことを言いたいわけです。

営業マン向けのシステムがシステム部から見て「シャドーIT」になろうが、別に何も問題はありません。

彼らにとっても、好きなシステムを好きなときに導入できる方がいいでしょう。
我々が絡むと、やっぱり細部が気になって色々と言っちゃいますからね。
それによって導入が遅れるのは、それはそれでマイナスな面もあります。

営業系は特にPDCAサイクルのクルクル頻度が多く、「とにかく早く使ってみて、問題があれば少しずつ改善していく」という文化ですので、プロトタイピングやアジャイルが適していると言えます。
営業はサッカーで言えばフォワード。何度失敗してもOKです。

事務系でそんなことをやったら、会計の数字がボロボロになったりする危険性もあるので、こちらはやはりシステム部が関与すべき。
事務系はサッカーで言えばディフェンダー。失敗は許されません。

ということで、人数の少ないシステム部は、会計システムや基幹システムなどの、
 ①管理本部や全社で使うシステム
 ②事務系なので失敗が許されないシステム
にのみ注力できるようになり、仕事としてはかなりやり易くなりました。

そういうわけで、「シャドーIT = システム部不要論」は、さすがに的外れかなという印象です。
ただ、あくまで私の会社では的外れというだけなのかも知れませんが。。。



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Switch Alpha 12を一週間使ってみた感想

先日買ったacerのSwitch Alpha 12について、毎日使い続けて一週間が経ちました。

操作にも大分慣れてきて、かなり使い勝手が良くなってきました。
今や、キーボードを接続してノートPCとして使うよりも、タッチペンでタブレットとして使用する方がやり易く感じるほどです。
(ブログを書くときなんかは、さすがにキーボードを使いますが)

さて、ここらで一週間使ってみた感想をば。

<良いところ>
まぁ、今までマンカスみたいなPCを使ってたので、大体何でも良く見えてしまうのですが・・・

①高性能
  3Dゲームも全く問題ナシ。

②キーボード
  強力な磁石で本体と接続されるため、接続部をあまり意識しなくても必ず所定の位置に接続される。

③薄い&軽い
  座って足に乗っけて使っても、殆ど重さを感じない。

④本体があまり熱くならない
  本機最大のウリである水冷式の本領発揮。
  3Dゲーム中も、熱なんてなんのその。
  
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<悪いところ>
敢えて挙げるとすれば。。。

①取説が英語
  英検4級の私の英語力ではやや辛い。

②タッチパッドのボタンが分かりづらい
  最初はドラッグと右クリックのやり方が分からなかった・・・(汗)
  タッチパッドの中に左クリックと右クリックのボタンが隠されてるんですね。(苦笑)

③電源が専用端子
  なので、汎用品の充電系アクセサリーは使えません。
  ただ、この問題はSurfaceも同じ。

長所も短所も、使う人や用途によってどうとでも転ぶもんですが、私の印象は上記のような感じです。
なので、一応短所も挙げましたが、私から見ればどうでもいい短所ばかりだったりします。

例えば、、、

①取説が英語
  説明書なんか見なくても、分からないことはネットで調べれば済む話。

②タッチパッドのボタンが分かりづらい
  ブログ書くときぐらいしかキーボードを使わないので、大して不便ではない。

③電源が専用端子
  外出時は電源を持ち歩けばいいだけのこと。
  今まで3kg近くあるノートPC&電源を持ち歩いていたことを思えばお安い御用。(笑)

ということで、私の感想も含めてネットに転がっている色んな人の感想は参考程度にとどめておいた方がいいでしょう。
で、まずは長所に目を向け、その上で自分はどの短所なら妥協できるか、という基準でPCを選定してみてはいかがでしょうか。

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※ちなみに、旧PCは嫁のジャンバリ.TV視聴専用機になっています。(笑)


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マクロ開発依頼が殺到して困った(汗)

新基幹システム稼働以降、様々な部門で業務改善が進められています。

その一環として、私の方では、手作業で行っているデータ加工業務を少しずつツールで自動化する取り組みをしています。

当社の場合、5年ほど前までそもそも情報システム部が無かったことや、情報システム部組織後も新基幹システム導入プロジェクトに追われてシステム部があまり機能していなかったこともあり、「データ加工業務は自動化できる」という発想自体が業務担当者にありませんでした。

なので、新基幹システム稼働後もしばらくは、色々なデータを落としてきては、それらをVLOOKUPでくっつけたりするってことを手作業でやっていました。

が、塩漬けになっていたBIツールの活用や、マクロの提供などを進めていくうちに、少しずつ彼らのマインドは変わってきました。
そりゃそうでしょう。

今まで1つのデータを完成させるのに1時間とかかかっていたのが、ボタン1つ押すだけで数秒で終わるんですから。

今や、「面倒なデータ加工はマクロでやる」という考え方が定着してきて、何か新しい業務をやるときにはまずシステム部に相談に来る流れになっています。

私が入社した当時の、業務部門から見たシステム部の扱いとは、今では180度変わりました。

なんせ、「システム部って何でいるの?」なんて捨て台詞を吐かれてた状況でしたから・・・
あの時は、転職をちょっと後悔したもんです。(汗)

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そんなこんなで、マクロの便利さに味をしめた業務部門の人たちですが、、、

だんだんマクロで実現できる内容が分かってきたみたいで、3ヶ月ぐらい前から積極的に「データ加工の自動化」に取り組むようになってきました。
つまり、部門内で手作業でやっているデータ加工業務を洗い出し、自動化できそうなものをピックアップして、システム部に開発依頼をするってなことです。

この流れ自体は、私が入社以来実現しようとしてきた、あるべき姿ではあります。
ですが・・・

いかんせん数が多すぎる。(泣)

まー、出るわ出るわ開発依頼の山が。
今まで、ずっと手作業で頑張ってたんだね。

できれば、なるはやで何とかしてあげたい。
その気持ちはあります。
しかし、システム部の体制がその気持ちについていかないんです。。。

ただでさえ人数が少ないのに、先日課長も辞めちゃったもんだから、課長業務が私に降りかかってきて開発作業に専念できない状態です。

とりあえず、各部門からの依頼を、
 ①効果
 ②緊急度
 ③開発期間
で優先度を付けて、開発時期を交渉しました。

システム部が頼られるようになったことは良いことなんですが、、、
まさに嬉しい悲鳴(?)というところか。



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プロフィール

Author:たみおと
36歳にして社内SEに転職しました。
ベンダーSE・社内SEどちらの方が記事を読んでも、ご参考になる体験談をUPしていきたいと思っていますので、宜しくお願い致します。

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