転職前の会社の悪行 ~ 人生設計をぶち壊す年俸査定② ~

前回、前の会社で45歳を迎えたときの年俸について書きました。

44歳時と45歳時で100万円ほども年収が下がることにも驚きですが、さらに問題なのはこの後です。

45歳以降は年俸制になりますから、当然毎年度の終わりに翌年度の年俸査定があります。
以下は、ある社員の45歳~50歳の年俸額の例です。

45歳時 : 600万円
46歳時 : 580万円
47歳時 : 550万円
48歳時 : 500万円
49歳時 : 450万円
50歳時 : 350万円


素で死ねます。(泣)

そうです。
45歳を皮切りに退職させない程度に少しずつ年俸を下げていき、50歳を迎えてもう辞められる心配が無くなったとき、さらにドカンと年俸を下げるのです。

な、なんて卑劣な・・・(怒)

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住宅ローンは、通常は年齢とともに年収が上がっていくことを前提に組まれています。
また、45歳以降は子供が大学進学や結婚を迎える頃ですから、人生の中で最も出費が増える時期でもあります。

それなのに、前の会社で50歳を迎える頃には、30歳代の頃と比べて逆に年収が250~300万円も下がることになります。
もちろん、その前に役員に気に入られて課長以上に昇進すれば一応回避できますが、確率が低すぎるので期待はできません。

大半の社員は45歳以降に人生設計を狂わされ、そのまま定年まで徹底的に安くコキ使われるのです。
しかも、この間に受賞するであろう「勤続25年表彰」の副賞(旅行券・有給10日間)すらも、役員からの圧力で使わせてもらえないし・・・

昔はこれに加えて追い出し部屋がありましたから、50歳以上の社員はことごとく自己都合退職という名のクビ切りに合っていました。
まぁ、それに比べれば、雇用を維持しているという点で改善はされたとも言えますが・・・

これが、対外的に「当社は人財を大切にする会社です!」などと公言している会社の実態なのです。

尚、リクナビ2018上の企業ページにはこう書いてあります。

『情報システムの品質を生み出すのは、優秀な人財です。 社員一同、技術のみならず、人格の面でも一流を目指します。 』

役員が一番人格的に問題ありますけどね。(笑)

※関連記事はコチラ。
  転職前の会社の悪行 ~ 退職時に有給消化をさせない ~
  転職前の会社の悪行 ~ 名ばかりの勤続25年表彰 ~
  転職前の会社の悪行 ~ ボーナスの出し惜しみ ~
  転職前の会社の悪行 ~ 好き嫌いが最重視される昇進 ~
  転職前の会社の悪行 ~ 人生設計をぶち壊す年俸査定① ~


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ITベンダーに派遣事業改善命令がでました

11/28に、東京労働局より中小ITベンダー「株式会社リンクアット・ジャパン」に対して、派遣事業改善命令が出ました。
発表資料

ITベンダーに対する行政処分は、今年の2月にも「ユナイテッド・ネットワーク株式会社」と「株式会社YSLソリューション」にもありました。
このときは、非常に悪質だとして派遣事業停止命令が下されましたが、今回は改善命令なので多少はマシ。
詳細はコチラ。

話は戻って、リンクアット・ジャパンに対する改善命令が出た原因は、違法行為のメジャー格である「多重派遣」が行われていたためです。
(ちなみに、他には「偽装請負」なんてのもメジャーです)

多重派遣を簡単におさらいしておくと、「他社から派遣してもらった技術者を、さらに別の会社に派遣すること」です。
こうすることで、自社は技術者を雇用するというリスクを負うことなく、人身売買の利ざやを手にすることができるわけです。
しかし、労働者派遣法では認められておらず、他社に派遣できる労働者は、「自社で雇用している労働者」に限られます。

では、リンクアット・ジャパンの手口はどうかと言うと・・・

①他社から技術者を「出向」契約で受け入れる ※実態は派遣
②受け入れた技術者を、他社に「派遣」契約で派遣する


「①が派遣契約じゃないんだから、多重派遣にはあたらないよね。てへっ。」なんて感じで、上手い抜け道を見つけたと思っていたのだとしたら、あまりにも無知な人達です。

※今回は派遣元会社と派遣先会社の会社名は公表されませんでしたから、「リンクアット・ジャパンが多重派遣をしていたことは知らなかった」で押し通すことができたのでしょう。

多重派遣は当然のことながら違法行為ですが、長らく中小ITベンダーの飯の種となってきたため、多くの企業がこぞって法律の抜け道を探してきた経緯があります。

ただ、多重派遣・偽装請負の判断は、契約形態だけでなく「実態がどうか」も基準となります。
今回の場合、いくら契約形態が「出向」であっても、実態が労働者派遣であれば「派遣契約」と見なされます。
まぁ、普通に考えて、出向者を派遣するなんて不自然ですから、すぐにバレますよね。(笑)

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ちなみに、ここ5年ぐらいでよく使われるようになった「SES契約」も、労働局がその気になれば摘発される会社は沢山出てくると思われるほど違法性の高いものです。

ただ、SES契約自体には違法性はありません。
これは単に、システムに関わる業務をアウトソーシングする「委託契約」に過ぎませんので。

問題は、SES契約を使って下記のような手口で「労働者供給」をしている会社が多いということです。

<パターン1>
 ①技術者を他社からSES契約で受け入れる ※実態は派遣
 ②受け入れた技術者を派遣契約で他社に派遣する


<パターン2>
 ①技術者を他社から派遣契約で派遣してもらう
 ②派遣してもらった技術者をSES契約で他社に常駐させる ※実態は派遣


私が転職する前の会社は、パターン2が多かったように思います。

私もパターン2で大手SIerに常駐していたことがありますが、大手SIerでは内部監査が定期的に行われており、違法行為が行われていないか各部門に対して監査が行われます。

そのとき、私が常駐していた部門の部長・課長が、私や他のメンバーに口裏合わせを要求してきました。
(私以外のメンバーは、他社から派遣してもらったSE)
なにせ、SES契約では認められていない、下記のようなことが普通に行われていましたから。

①ユーザー企業のシステム部門との打ち合わせに出席する
②ユーザー企業のシステム部門から電話やメールなどで直接問い合わせを受ける
③私の下のプロジェクトメンバーに、SIerの担当者が作業依頼したり直接指揮を行う


①・②は、あくまでSIerから委託されているので、委託元でないユーザー企業と直接やり取りをすること自体が禁じられています。
③は、SIerから作業依頼ができるのはあくまでリーダーである私に対してのみで、メンバーへの作業依頼や指揮命令は私しか認められていません。

これらのいずれかに抵触すると、実態は派遣契約だと見なされ、私以外のメンバーが多重派遣だということが明るみになり、プロジェクトが破綻してしまいます。

尚、前の会社の専務があるとき、「あの現場に常駐している他社の○○さんは派遣契約になったらしいのに、たみおとはなぜ派遣契約になれないんだ?信頼されてないのか?」なんてことを平然と言っていたことがありました。

○○さんは1人で来てる上に、PMOとしてユーザーとの打ち合わせにも出席しなきゃいけないから派遣契約になっただけでしょ?
まぁ、SES契約の私も出席してましたけど。(苦笑)

他社から派遣してもらった人が下にいる私まで派遣契約になってしまったら、私の下のメンバーを誰が指揮していることにするんですか?
監査に入られると口裏合わせすらできずに一発レッドカードですよ。

株式会社リンクアット・ジャパンもそうかもしれませんが、これだけ多重派遣や偽装請負がIT業界で問題になっているのに、役員クラスですら派遣法をロクに勉強していないのです。

恐らく、今後もこういった行政処分を下される中小ITベンダーは後を断たないでしょう。。。

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機械学習の次は深層学習をやってみる

10月の終わり頃から機械学習に関する勉強を始め、統計学絡みの難解な数式に心が折れそうになりながらも、何とか参考書1冊を読破しました。

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※過去記事はコチラ。
  機械学習に手を出してみたはいいが・・・

諸々の試験勉強なんかをやるときと同様に、一回ざっと始めから終わりまで読んでみて概要をつかみ、二回目はじっくり理解しながら読み返してみました。
一回目はさすがに雰囲気ぐらいしか分からなかったのですが、二回目ともなると数式の意味も多少は理解でき、ようやく入り口に立てたかなぐらいには到達したかと思います。

ま、正直なところ、各アルゴリズムの公式を導出するまでの計算過程がちょくちょく登場したのですが、そこらへんはさっぱり分かりませんでしたけども。
何かもう、Π(パイ)とか文字が多すぎて、どの文字が何を表わしているのか途中でよく分からなくなるんですよね。(苦笑)

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さて、機械学習を一通り頭に入れたところで、お次はさらに上をいく現在のトレンド「深層学習」(ディープラーニング)の勉強を始めました。

今回採用した参考書はコレ。

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これは、何と「Excel VBAでAIを体験できる」というのが最大の魅力です。

各アルゴリズムごとにVBAでのサンプルプログラムがあり、実際に動きを体験しながらイメージをつかめるのはもちろん、どのように実現しているかもソースコードを解析することで把握できるのではないかと思います。

他の参考書もサンプルプログラムはあったりするんですが、大体Phythonとかで組まれているので、まずPhythonを覚えないといけなかったりします。
それに比べて、この本のサンプルで使われているExcel VBAなら社内SEになってからバリバリやってますから、新しく言語を覚えなくてもOKです。

まだ触りしか読んでいませんが、機械学習の勉強で学んだアルゴリズムや用語も登場してきているので、機械学習を勉強しといたのは活きそうです。

・・・と、ポジティブに考えてはいるのですが、果たして実務で使えるレベルまで到達するのは、一体いつのことになるのやら。。。(汗)
(難易度が高い上に学習範囲が広すぎるんだよなぁ。)


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プロフィール

Author:たみおと
36歳にして社内SEに転職しました。
ベンダーSE・社内SEどちらの方が記事を読んでも、ご参考になる体験談をUPしていきたいと思っていますので、宜しくお願い致します。

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