退職時のトラブル

転職前の会社について、前回少し触れましたが、今回は退職時に会社からやられたことをご紹介していきます。

先に言っておくと、私は前の会社とケンカ別れしました。
いや、こちらは円満に退職したいと思ってたんですよ。

ただ、そこはさすがに前の会社もブラックたる誇りがあるのでしょう。(笑)
退職にあたって、いろいろと仕掛けてきました。


①ボーナスの大幅減額
②退職金のごまかし


約11年間勤めてきて、最後の最後に受けた仕打ちがこれです。
ちなみに、あまりにも腹が立ったので、何とか減額分を取り返せないか、ダメもとで弁護士に各種の規程を持ち込んで相談もしてみました。

しかし、弁護士曰く、

・こういうことをやる会社は、違法にならない範囲でやっている
・実際に各種規程の記述も、あいまいでどうとでも取れるように書いており、これでは減額分の請求は難しいとのこと。


やっぱりダメか・・・
つまり、脱法ドラッグならぬ脱法減額というところでしょうか。
法に触れなければ何をやっても良いという考え方ですね。

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ちなみに、私の先輩がほぼ同時期に退職しましたが、その先輩に話しを聞いたところ、有休消化をさせてもらえなかったそうです。

さらに、その先輩は同業他社に転職することもあり、ともすれば前の会社から仕事をもらうケースも出てくるかもしれません。
そのことを心配し、結局会社と揉め事を起こしたくなくて泣き寝入りしたそうです。
つまり、約40日も残っていた有休をドブに捨てたということです。

私も円満に退職するつもりでしたが、こんなことをやられたので、円満退職の道は捨てました。
社内SEに転職するので、仮に前の会社と仕事をする機会があるとしても、発注側はこちらなんですから。
社内SEに転職する利点が、こんなところにもあったとは思いませんでした。

ベンダーSEから社内SEに転職される方は、会社から不当な仕打ちを受けても泣き寝入りする必要は無いということを、覚えておいて下さい。
(すぐにこちらの方が立場が上になるので)

※ボーナスの減額・退職金のごまかしに関する詳細は、下記の記事をご覧下さい。
 ボーナスの減額
 退職金のごまかし




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退職時の引きとめ

会社を退職する際、上司からの引き止められ方は人それぞれだと思います。

私の場合は、6月初旬に退職の旨を直属の上司である課長に伝えましたが、その直後に、昔の上司だった取締役から電話がかかってきました。
その日の夜に、私の自宅の最寄駅で飲むことに。

そして、19時から店に入り、説得されることなんと7時間。(泣)
自宅の最寄駅を指定してきたのは、終電を理由に帰さないためだと気付いたのは、24時頃になってからでした。

引きとめ文句としては、大まかにはこんな感じのことを言われました。

・「もっと大手のSIerに行くんだったら応援したのに」
・「社内SEなんて、所詮コスト部門なんだからやりがいなんて無い」
・「うちの会社ほど社員のことを考えている良い会社は無い」
・「君ならきっとうちの会社の将来を担える。他の役員も皆そう言っている」
・「何かうちの会社が改善できることは無いか?」


などなど・・・

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転職後の不安を煽りつつ、自分の会社の良いところを吹き込むって感じです。
ま、こんなことで揺らぐんだったら、始めから転職活動なんてやってませんがね。

一説によると、退職時に社員を引き止められる確率は、かなり低いそうな。
その役員にしても、社員が辞めるのは当然星の数ほど経験してきているわけですから、上記のような言葉は常套文句なのでしょう。

ちなみに、上記の中で最も危険なのは、
 「何かうちの会社が改善できることは無いか?」
です。

これは、万が一改善点を話し、それを会社側に改善されてしまうと、
 「じゃあこれで君が退職する理由は無くなったね」
ということになってしまいます。

なので、仮に「改善する点は無いか?」と聞かれても、「何も不満はありません」と頑なに答えるようにしましょう。

引きとめ時は、色々と魅力的な条件をここぞとばかりに出してきます。
が、もし引きとめを飲んだとしても、待遇が良くなるのは一時的なものに過ぎません。

一度退職を口にした社員は要注意扱いされ、基本的に重要度が下がります。
なので、一時的に条件を良くしたり不満を改善してガス抜きをしたら、その後全てが元の状態に戻ります。

私の場合は、後日常務が説得にきて、取締役とほぼ同じ内容を言ってきました。
このときも、「何も改善してほしいところはありません」の一辺倒で乗り切りました。

皆さんも、退職を決心したら、強固な意志を持って引きとめに臨むようにしましょう。

退職の意思を会社に伝えた瞬間から、もはや前に進むしかないということです。

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退職時に受けたボーナス減額について

先日UPした記事で、退職時にトラブルが2つあったことを書きましたが、今回はそのうちの1つ【ボーナスの大幅な減額】をぶちまけたいと思います。

今回はかなりドス黒い文面になるので、不快な方はご遠慮頂いた方がいいかもしれません。(^^;)

私は7月末に前の会社を退職しましたが、退職の意思を会社に告げたのは、6月初旬でした。
ちなみに、面接を受けたのは5月中旬でしたから、退職までにかなり期間があったことになります。

二次面接をしていただいた今の部長も、面接の際に「退職は7月末になります」と伝えると、「そんなに先なんですか!?」とかなり引いてました。

にも関わらず、私が退職時期を7月末にしたのは理由があります。

①代替要員を探して、かつその要員に全てを引き継ぐのに、1ヶ月では足りないと考えたため。
②6月末から7月末にかけて大きめの機能追加が発生する見込みがあり、代替要員がいきなりそれらを1人で開発するのは厳しいと考えたため。
③7月10日にボーナスが支給されるので、いっそのこともらえるものはもらってやろうと考えたため。


まぁ、3つめはオマケですが(苦笑)

ともかく、仕事が繁忙になりそうだったので、40日近くあった有休も消化せずに代替要員をサポートするつもりでした。
(どっちみち、前の会社では有休消化させてもらえるか微妙でしたしね)

代替要員は6月中旬頃に追加される予定でしたが、ズルズルと伸び、結局6月末に追加されました。
で、そこから引継ぎを行いつつ、追加開発を2人でこなしていきました。

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そして、7月10日 ―

この頃には、私が担当する機能の開発は全て完了し、引継ぎも一通り終わっていました。
一通り退職に向けて目処がたち、ホッと一息したのも束の間。。。

私の携帯に、嫁から1通のメールがきました。

内容は・・・
ボーナスの明細を見ると、支給額がなんと昨年の半額になっているとのこと。

内訳はこうでした。
 <昨年>
  基本給 : 25万円
  功績給 : 25万円
 <今年>
  基本給 : 25万円
  功績給 :  3万円

最後の最後までやってくれる会社だと痛感しました。

会社や代替要員のために最大限のサポートをして退職しようとしていたのを見事に裏切られ、悔しさと憎悪がこみ上げてきました。

私はすぐに、総務部長でもある常務に電話しました。
以下、そのときのやりとりです。

私: 「今日支給されたボーナスの明細を見ると、功績給が3万円しか無いのですが、何かの手違いですか?」
常務: 「いや、当社では退職予定者は将来の期待値が無いので、功績給は寸志とする規程になっている。」
私: 「ということは、昨年11月から今年の4月までの実績については、一切評価されていないということですね。功績給というのは名ばかりで、単なる期待値額でしかなかったと。」
常務: 「そういうわけではないが、一応そういう決まりになっているので・・・」
私: 「では、その規程をメールで送ってください。なぜか、賞与規程だけグループウェア上に見当たらないので。」
常務: 「賞与規程は社員には公開していないので、メールでは送れない。」

私: (大笑い)
私: 「これが【公平な評価】を掲げている会社のすることですか!?分かりました。それならこちらも相応の対応を取らせていただきます。これから退職日まで、有休を全て消化させて頂きます。次に出社するのは、退職手続きに伺うときですね!」


こうして、私は7月11日から強制的に有休消化に入ることになりました。
(元々、有休消化は当然の権利ですしね)

数日後、直属の上司から電話がきました。

内容は、、、

・有休消化は当然の権利なので、引き止めはしない。それに、私の言い分も一理あると考えている。
・ただ、代替要員はまだ細かいところまで理解できていないため、お客様からの問い合わせに答えられず、精神的に参ってしまっている。また、お客様からのクレームもきている。
・退職するまでの間、代替要員からのメールでの質問には答えてやってほしい。


この条件については呑み、退職までの間にメールできた質問に対して全て回答してあげました。
と言っても、私は自宅ではPCでしかメールチェックできないので、質問メールを見るのは毎日夜になってからでしたが。

また、せっかくまとまった休みが取れたので、伊勢に3泊4日で嫁と旅行にも行きました。
その間は、メールチェックが一切できなかったので、この間にきた質問の回答は旅行から帰ってきた後になりました。

上司もお客様に呼びつけられ、謝罪させられたそうです。
なにせ、私があいさつも無く突然会社に来なくなったわけですから。

ざまぁって感じですかね(笑)
何の代償を払うことなく、金をケチれるとでも思ってたんでしょうか。

おかげで、結構充実した休みになり、精神的にもリフレッシュして今の会社に入社できました。

ちなみに、差額を取り戻す方法が無いか、念の為弁護士の無料相談も受けてみました。(とりあえず、給与規程を持参)

弁護士の見解としては、下記の理由で、かなり厳しいだろうということでした。

・給与規程を見る限り、賞与に関してはどうとでもとれる記述にしてある。
・賞与は法律で規程が無いので、ある意味会社は何をやっても良い。
・なので、中小企業のブラック気味のところで、こういうことをやっている会社は多い。


さすがに、社労士が規程を作成しているだけあって、抜かりはないということですね。
仕方なく、取り戻すことは諦めざるを得ませんでした。

まぁでも、金銭的には22万円も損をさせられましたが、気持ちを切り替えて、とりあえずもらえただけで良しとすることにしました。
それより、この22万円よりも遥かに大きいダメージを会社に与えられたので、これで結構気が晴れました。

※当時の私の単価は90万円/月で、0.5人月分しか稼働しませんでしたので、会社側は22万円をケチるために45万円の売上を失ったことになります。(+クレームで信用失墜)

これをご覧になった方は、退職を告げるタイミングに注意して下さい。
ボーナスをもらって辞める場合は、ボーナスが出てから退職の意思を告げるのがベストです。

私のように、会社を少しでも信じていると、同じ目に遭います。

会社は簡単に社員を裏切ってきますので。

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プロフィール

Author:たみおと
36歳にして社内SEに転職しました。
ベンダーSE・社内SEどちらの方が記事を読んでも、ご参考になる体験談をUPしていきたいと思っていますので、宜しくお願い致します。

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